病気やケガをした時に使う国民健康保険の上手な医療機関のかかり方を知っていますか?
Q.医療費ってなに?
A.みなさんが病院や薬局を受診するときにかかるお金を「医療費」と言います。国民健康保険の医療費の主な財源となっているのが、国民健康保険税です。医療費が増えると国民健康保険税も増額せざるを得なくなり、家計への負担も大きくなってしまいます。
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Q.医療費が増えてしまう原因は?
A.人口の高齢化や医療技術の進歩、生活習慣病の増加や重複、頻回受診、安易な受診などが挙げられています。
Q.どうすれば医療費は減る?
A.次のようなちょっとした心がけが医療費の削減に繋がっていきます。
1.お医者さんのかかり方
軽い症状や同じ病気などで、「複数の病院や薬局を受診する」「休日・夜間に受診する」「最初から大病院を受診する」「医師の指示を守らない」などを行うと医療費を増やしてしまうだけでなく、重複する検査や投薬によりからだに負担がかかります。同時に、医師の負担増加となり、本当に必要な人に医療の手が届かなくなる可能性があります。
※かかりつけ医・かかりつけ薬局を持っていますか?
からだのことを理解しているお医者さんがいると安心です。信頼できる身近な医師を見つけ、気になることがあったら、最初にかかりつけ医に相談する習慣をつけましょう。
また、かかりつけ薬局を決め、お薬手帳を利用することにより、処方歴が分かるので重複処方を防ぐことや飲み合わせなどの服薬の相談も出来るようになります。
2.ジェネリック医薬品(後発医薬品)を使おう
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、特許期間の過ぎた新薬(先発医薬品)と同じ効能のある処方薬で、新薬よりも低価格です。ジェネリック医薬品に切り替えることで、医療費を抑えることができ、病院や薬局での窓口負担も少なくなる場合がありますので、医師や薬剤師に相談してみましょう。
3.からだを大切にしよう
一度、生活習慣を見直し、栄養・運動・休養をバランスよくとりましょう。病気になる前に予防することが最高の治療法かつ医療費の節約法なのです。年に1度は健診を受診し、自分の健康状態を把握するとともに、病気にならない生活習慣を心がけましょう!
問合せ:町民税務課 国保年金係
【電話】77-3913
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