「非常持ち出しに何を準備したらよいの?」「備蓄品って何をどれくらい準備するの?」と質問を受けます。次の事項を参考にしてください。
■1.区分は3区分
(1)非常時携行品(1次持出し)避難に際し、優先して持ち出すもの。
・自分の体の一部をなすもの(眼鏡、持病薬、身分証明書等)
・命を守るもの(救急品、軍手、タオル、ホイッスル等)
・避難行動に必要なもの(懐中電灯、ライター、ラジオ、携帯電話等)
(2)非常持出し品(2次持出し)避難生活に必要なもの。
・非常用食料(火を使わないもの3日分缶切り、ナイフ等)
・飲料水(1日1人あたり3ℓ3日分)
・衣類(下着・着替え)
・衛生用品(ティッシュ、オーラルケア等)
・医療品(常備薬、マスク、体温計等)
・防寒具等、嗜好品(お菓子、副菜品等)、貴重品(預金通帳、印鑑等)
(3)備蓄品…インフラ等途絶時の在宅避難で使用する物(次回参照)
■2.荷物の重さは成人男性で15kg、それ以外は10kg以下「非常持出し品」は、状況により、一時避難後に回収も視野に準備しましょう。
■3.両手が使えるようにリュックサック等で準備しましょう。
■4.非常時携行品はつとめて個人ごとに自分の必要なものを自分で持ちましょう。
「避難」は命が最優先です。安全な避難行動を妨げる物は置いていきましょう。防水措置等をしておけば、後程、回収も可能かもしれません。
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