■災害に備えて
令和6年能登半島地震では、道路の寸断により孤立してしまい、公助(警察、消防、自衛隊、行政等)による支援が届くまで時間を要する集落が見られました。
災害発生後を生き残るためには、自助(自分の命は自分で守る)が重要です。
各家庭で備蓄を進めましょう。
◆1.トイレ
「人間は1日平均5~7回程度トイレに行く」と言われています。我慢し続けると、体調を崩したり、最悪死に至る場合もあります。
令和6年能登半島地震では、上下水道の配管が破損し、長期間トイレが使用できない状況が発生しました。こうした場合に備え、簡易トイレや携帯トイレ等の備蓄が有効です。
▽簡易トイレの特徴
・段ボール等の組立式便器に便袋をつけて使用する。吸水シートや凝固剤で水分を安定化させる。
・トイレがない場合に、段ボール、新聞紙、テープを使って作成できる。
・持ち運びが可能である。
▽携帯トイレの特徴
・既存の洋式便器につけて使用する便袋タイプ。吸水シートや凝固剤で水分を安定化させる。
・既存の洋式便器を使用するため、設置場所を確保する必要が無い。
・自宅等でも使用できる。
◆2.食料品
大規模な災害時には、店舗の被災や物流の麻痺等により、食料品の入手が難しい場合があります。
災害に備え、最低3日分、できれば1週間分の食料を確保しましょう。
(出典:農林水産省)
問合せ:危機管理課
【電話】22-3442
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