昨今、二酸化炭素などの温室効果ガス排出量が増え、地球温暖化は進む一方となっています。
国は、2020年に「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、2021年には県が「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ宣言」を行うなど、今後の脱炭素社会に向けたさまざまな取り組みが進められています。
本市においても、SDGsの理念のもと、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」の実現を目指すことを宣言しました。
ゼロカーボンとは、温室効果ガスの排出量を減らすとともに、森林などによるCO2の吸収量を増やすことで、排出量をプラスマイナスゼロにすることです。詳細は市ホームページを確認ください。
■ゼロカーボンシティとは?
ゼロカーボンシティとは、2050年にCO2(二酸化炭素)を実質ゼロ※にすることを目指す旨を首長自らが、または地方公共団体として公表した地方自治体のことを指します。
※実質ゼロ…CO2などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と、森林などの吸収源による除去量との間の均衡を達成すること
■市の助成事業を活用して省エネ設備の導入を!
◇香取市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金
以下の設備が補助内容となります。
太陽光(既築)、太陽光(新築)…2万円/kW 上限4万円
エネファーム…上限10万円
蓄電池…上限7万円
HEMS…上限1万円
太陽熱(自然)…上限5万円
窓の断熱改修…上限8万円(補助対象経費の1/4)
薪ストーブ…上限5万円(補助対象経費の1/2)
電気自動車(太陽光併設)…上限10万円
電気自動車(太陽光・V2H併設)…上限15万円
V2H充放電設備…上限25万円
※電気自動車にはプラグインハイブリッド自動車を含みます
◇香取市省エネ家電製品買い換え促進補助金
5月1日(水)~令和7年2月28日(金)に、省エネ基準達成率が100%以上のエアコン・電気冷蔵庫・テレビ・LED照明を買い換えた人に、購入価格の30%(最大5万円)を補助します。
■デコ活に取り組んでみましょう
“デコ活”とは、環境省が2050年カーボンニュートラルおよび2030年度削減目標の実現に向けて展開する「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称で、二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む“デコ”と活動・生活を組み合わせた新しい言葉です。
“デコ活”で暮らしを彩り豊かに!
◇デコ活とは
まずはここから
・「住」(デ)電気も省エネ 断熱住宅(電気代を抑える断熱省エネ住宅に住む)
・「住」(コ)こだわる楽しさ エコグッズ(LED・省エネ家電などを選ぶ)
・「食」(カ)感謝の心 食べ残しゼロ(食品の食べきり、食材の使いきり)
・「職」(ツ)つながるオフィス テレワーク(どこでもつながれば、そこが仕事場に)
問合せ:環境安全課
【電話】50-1248
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