今回は広川町の魅力を「きいちゃん」が紹介!
■津波と復興の記憶が生きるまち
広川町は和歌山県の中心に位置し、中央には広川が流れ、南は白馬山脈が東西に走る自然豊かなまちです。
安政元年(1854年)の南海地震の際、濱口梧陵が稲むらに火をつけ、津波から逃げる村人を誘導した逸話「稲むらの火」をはじめ、当時の記憶を伝える建造物や祭りは、日本遺産「百世の安堵」として文化庁に認定されています。
▽稲むらの火の館
濱口梧陵の偉業と精神、教訓を伝える「濱ロ梧陵記念館」と、来るべき地震・津波に備え「稲むらの火」や実践的な地震・津波防災を学ぶ「津波防災教育センター」からなる施設です。
▽廣(ひろ)八幡宮
「稲むらの火」で村人が避難した高台にある神社。室町時代に造営された本殿をはじめとする6棟の国指定重要文化財を有しています。
▽広村堤防
安政の津波の後、濱口梧陵が後世の津波から町を守るために築いた堤防で、国の史跡に指定されています。稲むらの火の館で申し込めば、耐久社や濱口梧陵銅像とあわせて、ガイドによる案内付きで見学することができます。
長さ約600メートルに及ぶ堤防は地元のシンボルになっているワン
▽西広海岸
遠浅の広大なビーチで、紀伊水道に沈む夕陽は、和歌山県朝日夕陽100選に選ばれています。
■きいちゃんおすすめ
▽道あかり
町内の新鮮な野菜・果物、ジャムやジュースなどの加工特産品を販売。地元産のしらすなどを使用した料理も提供しています。
▽稲むら最中
広川町の新名物にと箕島高校の生徒が考案しました。「稲むらの火」がパッケージにあしらわれ、中身の餡(あん)は稲むらの塩とみかんの2種類の味が楽しめます。
お問い合わせは:広川町地域振興課
【電話】0737-23-7764
広川町地域振興課のページへリンク
本紙を参照ください
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