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自治体の皆さまへ

県政最前線 脱炭素社会をめざして 未来のために今できること

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和歌山県 クリエイティブ・コモンズ

豪雨や猛暑など、私たちの身の回りで起こっている気候変動は、今後も長期にわたって拡大すると指摘されており、地球規模で危機感が高まっています。
気候変動をできる限り緩和するためには、CO2等の温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」を早期に実現することが重要です。
県では、気候変動への対応をはじめとする世界情勢を的確に捉え、産業の成長を図るとともに、県民一人ひとりや事業者の意識を高めるなど、温室効果ガスを削減するさまざまな取組を進め、カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現をめざします。

新たな温室効果ガス削減目標を設定しました

6月は環境月間だワン
県民の皆さんと脱炭素に取り組むワン

■私たちにできること 生活に取り入れる脱炭素アクション
製品やサービスの消費から発生する温室効果ガスのうち、私たちが普段の生活において消費する衣食住や移動などに伴う排出量は、全体の約6割を占めています。
生活の中で工夫をしながら無駄をなくしたり、環境負荷の低い製品やサービスを選択したりするなど、私たちができることからカーボンニュートラルな暮らしに取り組んでみましょう。

製品やサービスの消費から生じる温室効果ガスの排出量割合

▽スマートムーブ
普段から利用している移動手段を見直してCO2排出量を削減する取組です。
取組例
・電車やバス等の公共交通機関を利用する
・自転車や徒歩で移動する
・ふんわりアクセルなどの「エコドライブ」の実践や電気自動車等のエコカーを利用する
・長距離移動では、目的地までは新幹線等を、旅先では自転車やバスを利用する

▽サステナブルファッション
「大量生産・大量消費・大量廃棄」による過程で多くのCO2が排出されます。「適量生産・適量購入・循環利用」により、循環型社会への取組を進めることが重要です。
取組例
・必要かどうか見極める
・一着を長く着る
・手放す時はフリマアプリや回収を通じてリユース・リサイクルする

▽プラスチック資源循環
プラスチックは、私たちの生活に不可欠な素材です。原料のほとんどは石油から作られ、製造過程でCO2が排出されます。捨てずに資源として活用するなど、資源循環への取組が必要です。
取組例
・環境にやさしい製品を選ぶ
・過剰に使用しない
・市町村や店頭で分別・回収・リサイクル

▽クールビズ・ウォームビズ
過度な冷房や暖房に頼らずに快適に過ごすための工夫をすることで、冷暖房に使用されるエネルギーを削減し、CO2排出量を減らすことができます。

・わかやまカジュアル・ビズ
県では、省エネや脱炭素社会の実現に向けた職員の自主的な取組を進めるため、上着やネクタイを着用しないなどの「通年での軽装勤務」を実施しています。

▽節電・節水
石油や天然ガスなどの化石燃料から作られる電気は、発電量全体の約7割を占め、CO2を多く排出します。節電や節水の取組を積み重ねることが排出量削減につながります。
取組例
・こまめにスイッチオフ 本当に必要な時だけ使う
・待機電力を削減 長時間使用しない場合はプラグを抜く
・エアコンで節電 カーテンで断熱する、フィルターを掃除する
・冷蔵庫で節電 余計な開閉をしない、設定温度を「強」から「中」にする
・照明で節電 明るさの設定を下げる、省エネ製品を使う
・テレビで節電 明るさの設定を下げる、必要な音量に設定する
・節水 節水効果のある製品を使用する

問い合わせ:脱炭素政策課
【電話】073-441-2670【FAX】073-433-3590

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