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[防災特集]南海トラフ地震臨時情報が発表されたら

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和歌山県御坊市

令和6年8月8日、日向灘にてM7.1の地震が発生しました。地震の発生に伴い、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。
「南海トラフ地震臨時情報」とは、南海トラフ地震の想定震源区域内でM6.8以上の地震が発生し、南海トラフ地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると評価された場合に、巨大地震の発生に備えた防災対応を促すため、気象庁から発表される情報です。
※地図は本紙をご覧ください。

■「南海トラフ地震臨時情報」の流れ

▽巨大地震警戒
事前避難対象地域にお住まいの方のうち、避難に時間を要する方は避難を行ってください。

▽巨大地震注意
日頃の備えの再確認に加え、地震発生後に迅速な避難をするための準備を行ってください。

▽調査終了
大規模地震発生の可能性がなくなったわけではないことに留意しつつ、通常の生活を行ってください。

■御坊市の対応について
▽南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)が発表された場合
・地震への備えの確認、高齢者等事前避難対象地域に対し自主的な避難を促します。
・高齢者等事前避難対象地域に対して、「高齢者等避難」を発令します。
・高齢者等事前避難対象地域は、御坊第三、御坊第四、御坊第五地区とし、状況によっては、塩屋地区の一部沿岸部及び名田地区の一部沿岸部も加えます。

▽南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表された場合
・地震への備えの確認、高齢者等事前避難対象地域に対し自主的な避難を促します。

▽南海トラフ地震臨時情報が発表されても、なるべく通常の生活を継続してください。そのためにも、備蓄や避難経路の確認など、災害への備えを日頃からしっかりしておくことが大切です。
幸いにも、今回の南海トラフ地震臨時情報発表時には大きな地震は発生しませんでしたが、大規模地震発生の可能性がなくなったわけではありません。引き続き、地震が発生してもすぐ対応できるように備えておきましょう。

■日頃からの地震への備え
南海トラフ地震臨時情報が発表されてから、慌てて準備をするのではなく、日頃から地震に備えましょう。

▽迅速な避難の準備
・ハザードマップの確認
・避難情報を確実に取得できるようにする
・家族との連絡手段を決めておく
※災害用伝言ダイヤル

▽避難生活への準備
・食料と水の備蓄
・簡易トイレの準備
・携帯ラジオや携帯電話の予備バッテリーを準備

▽住まいの対策
・家具の固定※
・感震ブレーカー設置※
※補助制度を設けていますので、ご活用の際は、防災対策課までお問い合わせください。

これらは、事前にできる備えの一例です。人それぞれ家族構成、住まいの場所、避難の仕方、必要な物資などは違うため、ご家族や地域の方で話し合い、自分や自分の家族にあった備えをすることが大切になります。災害が発生した場合をイメージして、自分にあった必要な備えをしておきましょう。

■市内一斉地震・津波訓練を実施します
市では、毎年津波防災の日に合わせて市内放送等による情報伝達訓練を実施しています。
※エリアメール、緊急速報メールの配信は行いません。
実施内容は、11月3日(日)の午前9時に南海トラフ地震が発生したと想定し、大津波警報のサイレンを鳴らします。
地震、津波や風水害等の災害時に適切な行動がとれるよう、避難訓練などの地域の防災活動に参加しましょう。

▽放送内容(訓練放送)
~チャイム~
こちらは防災御坊市です。ただ今から訓練放送を行います。
サイレン:3秒吹鳴2秒休止×3回
大津波警報が発表されました。海岸付近の方は高台に避難してください。これは、訓練放送です。
※3回繰り返します。
こちらは防災御坊市です。これで訓練放送を終わります。

問合せ:防災対策課
【電話】0738-23-5528
【FAX】0738-52-7036

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