高齢者の暮らしを支えるため、さまざまな福祉サービスがあります。サービスの対象は、市内に住所を有する、おおむね65歳以上の高齢者ですが、種類によって異なります。サービスの利用を希望する場合は申請が必要です。くわしくは、地域包括支援センターやケアマネジャー、高齢介護課などへ相談ください。
■生活支援
▽高齢者見守り事業(65歳以上の単身世帯や高齢者のみの世帯など)
…週3回まで無料(弁当などの購入は実費)
▽外出支援サービス事業(在宅で要介護4・5の人の医療機関送迎)
…週1回まで1回当たり200円か500円(駐車料など実費)
■日常生活用具などの支給や貸与
▽緊急通報システム事業(65歳以上の単身世帯や高齢者のみの世帯、重度身体障害者など)
…市町村民税所得割課税世帯は装置利用にかかる通話料利用料が月額1,100円
▽通信機能付き電球設置事業(65歳以上の単身高齢者世帯、市町村民税所得割非課税世帯、見守り・緊急通報システム事業を利用していないなど)
…無料(電気料金、設置時にソケット交換が必要な場合は自己負担が必要)
▽徘徊(はいかい)高齢者位置探索サービス(要介護・要支援の認定を受けている徘徊高齢者を在宅介護する家族にGPS端末機を貸与)
…無料(警備会社の現場急行サービス利用や端末機の紛失・破損の場合は自己負担が必要)
▽日常生活用具給付事業(低所得の単身高齢者や寝たきりの人などに電磁調理器・布団乾燥機などを給付)
…収入に応じた負担
■助成
▽紙おむつ助成事業(紀の川市介護保険被保険者で、要介護1以上の認定を受け、常時失禁状態の人のうち、市町村民税非課税世帯または生活保護受給世帯に属する介護保険料に未納のない人)
要介護1~2…月額2,500円
要介護3~5…月額4,600円
▽訪問理容サービス事業(要介護3以上の外出が困難な在宅高齢者に理容師を派遣)
…1回2,000円(年4回まで。差額は実費)
▽家族介護慰労金(要介護4・5の人を1年以上在宅で常時介護している市町村民税非課税世帯の家族)
…別に定める金額を支給
▽高齢者居宅改修費補助(介護認定を受けている一定の低所得世帯)
…別に定める金額を助成
■その他のサービス
▽長寿祝
…毎年、満88歳の人および男女それぞれ最高齢の人(9月1日現在において6か月以上市内に住所を有すること)と満100歳の人(6か月以上市内に住所を有すること)に祝金を支給※申請不要
▽災害時要援護者登録
…要介護3以上の人や障害者手帳1・2級を持っている人などを対象に、災害時の避難支援のための名簿を作成
▽ほっと安心ネットワーク事業
…徘徊高齢者を事前に登録し、行方不明になったときに早期発見するため、協力事業所へ特徴などを一斉配信し情報提供を依頼
▽認知症高齢者等個人賠償責任保険事業(ほっと安心ネットワーク事業登録者、在宅生活をしている人、認知症であることが確認できる人)
…認知症の人が日常生活で認知症に起因する偶然な事故により、本人やその家族が法律上の損害賠償責任を負ってしまった場合、賠償金を保険で補償
▽救急情報キット配布
…本人の身体状況や関係者の連絡先などの情報をシートに集約し、迅速に医療機関や関係者に伝達できるよう65歳以上の人を対象に希望者にキットを配布
問い合わせ:高齢介護課
【電話】77-2511(本庁2階)
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