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(特集)さいたまのいちごを食べよう!-1-

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埼玉県さいたま市

冬から初夏まで長く楽しめる本市のいちごを特集します!

埼玉県内のいちご栽培が始まったのは1954年。比企地域や南埼玉地域で拡大していき、栽培面積が全国1位になった時期もありました。
実は、本市でもいちご栽培が盛んに行われ、いちご狩りや直売でたくさんの方に楽しまれています。
市内で栽培されている品種は、「章姫」や「とちおとめ」といった全国的に有名なものから、「あまりん」や「かおりん」、「べにたま」といった埼玉県独自のものもあります。収穫時期は11月から翌年6月まで。この間、味わいの異なる市内産のいちごが楽しめます。
本市で採れるいちごの特徴といえば、なんといっても完熟であること。農家の直売所や市内のスーパーの地場産コーナーに置かれているいちごは、赤味が濃く、糖度が高い状態で収穫され、鮮度も抜群です。
埼玉県独自の品種が出てきたことは、農家のやる気にもつながっています。いちご組合長の森田泰弘さんは、「行政や農協などと一致団結して良質ないちごを作りながら、全国的なブランドにしていきたい」と話しています。本市では、市内産いちごの生産技術及び品質向上のために、2022年度から、いちごの糖度や形状、食味を審査する共進会を開催しています。こうした取組が、市内のおいしいいちごの栽培につながっているのです。

≪さいたま市いちご組合≫
市内のいちご農家が集まって、おいしく元気ないちごを実らせるために支え合っており、現在は20戸が参加しています。
毎年さまざまな勉強会や研究会を開催し、市内のいちご作りを支えています。

■埼玉県オリジナル品種がすごい!
県オリジナル品種は、県内でしか楽しむことができない特別ないちごで、県ならではの品種を求める声が多くあったことがきっかけで生み出されました。「あまりん」「かおりん」という愛称の名付け親は、落語家の林家たい平師匠です!

〇あまりん(第1回全国いちご選手権最高金賞受賞)
酸味がおだやかで、そのまま食べても驚くほど甘いいちご。味だけでなく、ハリがあり真っ赤でツヤツヤ輝く見た目の美しさも特徴的。ケーキやジャムなどの加工品にしてもきれいな色が保たれます。

〇かおりん
少し小粒ながら、香りが良くジューシー。現在、県内で栽培されている主要な品種と比べて、糖度がとても高いのが大きな特徴です。酸味と甘みのバランスがよく、濃厚なおいしさを感じられます。

〇べにたま
2021年に品種登録出願されたばかりで、まだ生産者も少ない「幻のいちご」。大きくて真っ白な果肉は食べごたえたっぷり。口いっぱいに広がる芳醇な香り、さわやかな酸味が魅力的。

■市内産の農産物が手軽に買える!
さいたま産農産物マルシェ

いちごを始め、本市で生産された農産物や加工品など、バラエティー豊かな商品がまるまるひがしにほんに大集合!とれたての新鮮な農産物が買えるチャンスです!

この他にも、市役所や公園などで、毎月農産物マルシェを開催しています。

◇特別開催:
日時:2月17日(土)10時~17時
会場:まるまるひがしにほん(大宮駅東口)

〇おいしいいちごの見分け方
ヘタの付け根や表面のつぶつぶのところまで赤くなると完熟の証拠、さらにヘタが大きく反り返っているものが新鮮な証拠です。

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