◆災害への備え
予測困難な災害に、日頃から備え、「防災」「減災」を意識して、いざという時の心構えと行動を身につけましょう
▽情報収集の備え
災害時には、防災行政無線、市ホームページ、Fメール、データ放送(テレビ埼玉・NHK)、市公式SNS、広報車などを使い、市から情報を発信します。
日頃から、防災情報の意識を高めて、情報収集の方法を確認しておきましょう。
→防災行政無線が聞き取れないとき
『みる』
テレビ埼玉とNHKのデータ放送で、災害状況の確認ができます。各局の視聴中にリモコンのdボタンを押してください。
『きく』
防災行政無線自動応答サービスで、放送内容を電話で確認できます(通話料有料)。
【電話】049・256・8877
▽自治組織へ加入
過去の災害から、「自助が7割、共助が2割、公助が1割」と言われています。まずは、自分や家族の身を守り、その後、地域の協力により災害に立ち向かうことが必要不可欠です。そのためにも、自治組織に加入し、日ごろから地域でのコミュニケーションを大切にして、顔の見える関係性を築くことで、災害時の助け合いに活かされます。
▽総合防災訓練に参加
総合防災訓練では、避難所への避難や避難所運営を各自治組織が中心となり行っています。お住いの自治組織の訓練にぜひ参加してみましょう。
▽自分に合った避難
避難の方法や手順など、市ホームページでの防災情報を確認し、災害の状況に合わせて自分に合った避難方法を事前に確認しておきましょう。
『在宅避難』
災害によりライフラインが停止したとしても倒壊や浸水などの危険性がなく、住み続けられる場合は、在宅避難を考えましょう。
『分散避難』
避難場所を分散させるため、安全な場所に住んでいる親戚や知人など頼れる人がいれば、そこに避難することも検討してください。
『避難所への避難』
自宅が危険な場合は、市が開設する避難所へ避難しましょう。自分の行動範囲にある避難所を事前に確認しておきましょう。
◆備えておいた方がいい非常持ち出し品や備蓄品のリスト
災害時に必要になるものは一人ひとり異なります。ご家族で話し合い、必要なものは「1週間分」を目安に備蓄しましょう。
日頃から食料や消耗品を少し多めに備え、生活の中で防災を意識することで、もしもの時の心構えが身に付きます。
トイレや歯磨きのための生活用水も必要です。日頃から、ポリタンクに水道水や、お風呂に水を張るなどして備えましょう。
▽医療品・衛生用品ほか
・衣類・下着
・簡易トイレ
・マッチ・ろうそく
・体温計・救急用品(ばんそうこう・包帯・消毒液・常備薬)
・マスク
・洗面用具・歯ブラシセット
・タオル・ブランケット
・手指消毒用アルコール
・ティッシュ・ウェットティッシュ
・石鹸・ハンドソープ
・トイレットペーパー
・使い捨てカイロ
・貴重品(通帳・現金・パスポート・運転免許証など)
▽安全避難用品
・防災用ヘルメット・防災ずきん
・紐なしのズック靴
・軍手(滑り止め付き)・皮手袋
・懐中電灯・ヘッドライト
・ペン・ノート
▽情報収集用品
・スマートフォン・携帯電話用充電器
・携帯ラジオ
・予備電池
▽水・食料品
・家族分の水(1日3ℓ)と食料品(アルファ米)・レトルト食品など
▽ペットのための備え
・水・薬・食料品
・リード・ケージ・トイレなど
▽子どもがいる家庭の備え
・携帯用お尻洗浄器・お尻ふき
・哺乳瓶・ミルク
・子ども用紙オムツ
・おもちゃ
・抱っこひも
・離乳食・携帯カトラリー
・母子健康手帳
▽女性の備え
・生理用品・サニタリーショーツ
・おりものシート
・中身の見えないごみ袋
・防犯ブザー・ホイッスル
生理用ナプキンは、けがの止血にも活躍。避難所では下着を交換しにくいため、尿漏れパッドやパンティライナーは必需品。子どもにも使えます。
▽高齢者がいる家庭の備え
・デリケートゾーンの洗浄剤
・吸水パッド・大人用紙パンツ
・補聴器
・持病の薬
・介護食
・お薬手帳
・入れ歯・洗浄剤
・杖
◆第13回ふじみ野市総合防災訓練
11月10日(日)午前8時30分~正午
防災行政無線で、午前8時20分に事前告知、8時30分に訓練開始のサイレンが鳴ります。
▽訓練の想定被害内容
午前8時30分に東京湾北部を震源とする震度5強(一部震度6弱)の地震が発生し、市内全域にわたり家屋の全半壊、橋梁・ライフラインの損壊など、大きな被害が発生した
近年、全国各地で大規模な災害が相次いでいます。総合防災訓練を通じ、「自らの命は自ら守る」行動を繰り返し実施することで、緊急時でも実際の行動に移せるよう、被害内容を想定した訓練を実施します。
市役所本庁舎に災害対策本部、大井総合支所に災害対策室を設置、市内20カ所の指定避難所、福祉避難所や救護所を開設するとともに、各自治組織による地区対策本部の設置や自主訓練の実施など、ふじみ野市地域防災計画に基づく初動体制を実践し、体験します。
▽訓練時に開設する指定避難所
※市ホームページからも確認できます。
『東地域』
福岡小学校、駒西小学校、上野台小学校、西小学校、さぎの森小学校、福岡中学校、葦原中学校、花の木中学校、上福岡西公民館、第2運動公園(旧福岡高校)
『西地域』
大井小学校、鶴ケ丘小学校、東原小学校、西原小学校、亀久保小学校、三角小学校、東台小学校、大井中学校、大井西中学校、大井東中学校
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問合せ:危機管理防災課
(【電話】049・262・9017)
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