梅雨入り時期の「熱中症」「エコノミークラス症候群」に注意しましょう

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梅雨入りも近くなり、これからの暑い季節に向けて心配されるのが、熱中症です。
人は暑い季節になるにつれ、暑さに徐々に慣れる「暑熱順化(しょねつじゅんか)」が行われ、汗をかいて体の熱を逃がす「夏の体」への準備がされます。適度な運動を行い、夏の暑さに体を慣らしていきましょう。
マスクを付けているとマスク内の湿度が上がることで喉の渇きを感じづらくなり、自覚しないうちに脱水が進み、熱中症になるリスクが高まります。また、自宅内での熱中症対策も怠らないことが大切です。扇風機だけでなく、クーラーも上手に使って、適温を保ちましょう。
熱中症以外に注意しなければならないのが、エコノミークラス症候群と呼ばれる疾患です。脱水状態で活動量が低下すると、心臓から遠い部位の血管で血の塊が作られやすくなります。その血の塊がはがれ、肺や脳の血管につまってしまうと、肺塞栓症や脳梗塞などを引き起こす恐れが高まります。こまめな水分補給と適度な運動を行い、予防を心がけてください。

◆高齢者の特徴
・水分を貯める筋肉量が少なく、体内の水分量が不足しやすい
・喉の渇きや暑さを感じにくく、気が付かないうちに脱水が進む
※天気が悪い時期は外出機会が減り、特に活動量が低下しやすくなります。

◆水分の取り方
・1日当たり1.5ℓを目安に水分を取る
・まとめて飲むのではなく、時間を決めて小まめに水分を取る
・「寝る前だから」「トイレが近くなるから」と水分補給を我慢しない

◆ふじみんぴんしゃん体操で適度な運動を
(1)つま先の上げ下げ
(2)かかとの上げ下げ
※「ふじみんぴんしゃん体操」の詳細は、市ホームページをご覧ください。

問合せ：高齢福祉課
(【電話】049・262・9038)