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特集 みらいのしずく(1)

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埼玉県三芳町

生きる上で欠かせない「水」。近くに川がない三芳町では、昔から地下水を活用してきました。今月の特集では、地下水から生まれた「みらいくんの雫しずく」を通して、三芳の自然について考えます。

暑い夏に欠かせない水分補給。私たちの体の約60%は水分でできていて、体内では物質の溶解・運搬・体温調節など、大切な役割を担っています。
人が生きる上で無くてはならない水。川が近くにない三芳町では、昔から地下水を生活用水として利用してきました。地下水とは地表に降った雨や雪が長い年月をかけて地面に浸透した水のこと。地中をゆっくりと流れるうちにろ過され、適度なミネラル分を含むため、おいしい水としての条件がそろっているとも言われています。
平地林の緑が残る三芳町。その地下でゆっくりとろ過されたおいしい地下水の魅力を知ってもらうため、ミネラルウォーター「みらいくんの雫」が生まれました。上富地区の地下から汲み上げた地下水を100%使用し、くせのないまろやかな味が特徴です。
今月は「みらいくんの雫」を通して、おいしい地下水を生み出している三芳の自然や環境について考えます。

■地下水TOPICS
01 地下水ってどこにあるの?
地中には、水を通しやすい砂利などでできた「透水層」と水を通しにくい粘土などでできた「難透水層」があり、地下水は透水層の土の隙間に存在しています。「みらいくんの雫」は地下200mから汲み上げた深層地下水です。
→こぶしの里の湧き水。湧き水は地下水が地表に出たもの。せせらぎの音が訪れる人を癒しています。

02 地下水ってどれくらいあるの?
地球の表面の3分の2は水でおおわれていますが、そのほとんどは海水。淡水は2.5%程度しかありません。しかし、この淡水の大部分は南極などの氷や氷河。地下水は0.76%(約0.11億立方キロメートル)しかない、貴重な水資源です。
→河川や湖沼などとして存在している水はたったの0.01%(10万立方キロメートル)。限りある水を大切にしましょう。
参考:国土交通省ホームページ「世界の水資源」

03 ミネラルと水の味の関係
地下水に含まれるミネラルと味の関係を示すのが「硬度」。日本の地下水の多くは軟水ですが、イギリスやフランスなどでは硬水が多くなっています。
個人差はありますが、硬水の味は独特の癖があることで知られています。
→硬度に関わるミネラルはカルシウムとマグネシウム。「みらいくんの雫」は軟水で柔らかい口当たり。

▽WHO飲料水水質ガイドラインより

表以外参考:公益社団法人日本地下水学会「地下水・湧水の疑問」

■衝撃!?みらいくんの正体
町のキャラクターのみらいくんが「水の精」だということをご存じですか?実は、玉ねぎのような頭は水の雫をイメージしているんです。そんなみらいくんの活躍は町公式Instagramで公開中。ぜひご覧ください。

▽「みらいくんの雫」
品名:ナチュラルミネラルウォーター
原材料名:水(深井戸水)
採水地:三芳町上富(第2号取水井)
栄養成分表示(100mlあたり):エネルギー、タンパク質、脂質、炭水化物0・ナトリウム0.77mg(食塩相当量0.002ℊ)・カリウム0.10mg・カルシウム0.93mg・マグネシウム0.30mg 硬度35mg/L pH値7.4
一般に販売されている静岡県や岐阜県の天然水と同等の成分が含まれています。

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