■「赤十字奉仕団」とは…
「赤十字のボランティア活動を通じて地域社会に貢献したい」という思いを持った方々によって、市区町村ごとに設けられたボランティア組織のことです。
日常生活を通じて、赤十字の精神の実践に努め、社会福祉と世界の平和に貢献することを目的に奉仕活動を行っており、地域住民を草の根で支える大きな役割を果たしています。
■「赤十字の精神」とは…
「人間生命は尊重されなければならないことを念頭に、苦しんでいる人は敵味方の別なく救わなければならない」という「人道」こそが基本とされています。
■ご存じですか?赤十字奉仕団(活動内容は、本紙4・5ページで紹介しています。)
▼「伊奈町赤十字奉仕団」を知ろう
ここでは、伊奈町赤十字奉仕団の現状を紹介します。下のグラフのとおり、現在の町赤十字奉仕団の団員数は直近6年間で最も少ない状況にあります。
では、団員数が減少することで、町赤十字奉仕団がどのような課題に直面し、それを解消するとどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
▽伊奈町赤十字奉仕団の課題とは?
・団員の高齢化が進んでいる(平均年齢68.7歳)
・若年人口の減少などで団員のなり手が減少している
・同じ町内でも地区により団員数に偏りがあり、活動に影響が生じることがある
・災害時に、力や体力を必要とする場面で活躍を期待できる、若い世代や男性の団員が少ない
▽現状の課題を解消すると…?
・地域を見守り、支える担い手が増加し、高齢者支援や災害救護活動など、有事における地域住民への支援体制の強化が見込める
・若い世代や男性が参加することで、これまで以上に地域社会やコミュニティの活性化につながる
〈伊奈町赤十字奉仕団のデータ〉
結成年月日 昭和53年11月10日
団員数 63名(男性7名、女性56名)
■聞いてみました!団員の声
▼赤十字奉仕団に入団したきっかけは?
▼活動を通じて良かったことは?
▼今後の活動についてご意見はありますか?
▽約3割が「若い世代を呼び込みたい」と回答
・高齢化が進んでいるので、災害時に活躍できる若い世代を増やしたい
・学生が参加できるイベント(炊き出し訓練など)を作りたい
・団員研修は仲間と意見交換できる機会がほしい
・コロナ禍で中止となった活動を戻したい
・地区によって団員数に偏りがあるので、奉仕団を積極的にPRし、団員を増やしたい
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