9月は「防災月間」です。1月1日に発生した『令和6年能登半島地震』は、多くの家屋などの倒壊や液状化現象、大規模な火災や津波などを引き起こし、甚大な被害をもたらしました。
伊奈町でも、いつ災害が発生するかわかりません。「もしも」は必ずやってきます。災害から命を守ることができるのは、皆さん一人ひとりの心がけです。家庭や地域で、防災について、できることを進めましょう。
■災害による被害をできるだけ少なくするためには連携が必要です。
自助:自分と家族の身を自分たちで守る
共助:近くの人でお互いを助け合う
公助:行政機関や消防・警察などによる各種活動
■自主防災組織の活動を検討しましょう
自主防災組織とは、地域住民が「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識に基づき、自主的に結成する防災組織のことです。日ごろから地域で災害発生時の対応について話し合い、地域一丸となって、災害に負けない、強い地域コミュニティを作りましょう。
▽平常時
・防災知識の普及
・地域内の安全や設備の点検
・防災訓練の実施など
▽災害発生時
・情報伝達
・初期消火活動
・避難誘導や避難所の運営など
■さまざまな情報を集めましょう!ご活用ください!
災害発生時は、正しい避難行動などをするためにも、まずは現状を把握することが重要です。正確な情報をいち早く入手することができるよう、アプリなどの登録をしてご準備をお願いします。
また、災害発生時は、ライフラインの途絶で普段使っている手段が使えない場合がありますので、複数の方法を用意しておきましょう。
▽町公式LINE
防災情報のほか、町のイベントなどさまざまな情報を発信しています。
▽気象観測装置POTEKA
庁舎屋上で観測した気温・風速・雨量・暑さ指数などの気象情報をリアルタイムで確認できます。
▽町公式ホームページ
必要な情報をわかりやすく、いち早くお伝えします。
もしものときに役立つ情報を掲載しています。
▽ヤフー防災速報アプリ
地震や津波、豪雨などの災害情報を配信しています。
▽登録制緊急情報メール
地震や台風等の防災に関する情報や防災行政無線の放送内容などを配信しています。
▽キキクル(危険度分布)
大雨や洪水による災害の危険が、どのレベルでどこまで迫っているかを、気象庁ホームページの地図で見ることができます。
▽防災行政無線用自動電話応答サービス
24時間以内であれば、防災行政無線で放送した内容を再度確認することができます。
専用電話番号:【電話】721-1980(通話料有料)
■「マイ・タイムライン」を作成しましょう
台風シーズンに備えよう!
▽マイ・タイムラインとは…
大雨や台風接近などで、水害の危険が高まっているときに、自分自身がとる行動を時間の流れに沿って整理したものです。
家族構成や生活環境にあった避難に必要な情報・判断・行動を把握して、いざというとき、慌てないために、作成しておきましょう。
▽マイ・タイムライン紹介動画
【あかずきんちゃん】
マイ・タイムライン劇場
(出典)国土交通省 MLIT channel
▽マイ・タイムラインの作り方
ステップ1:「伊奈町防災マップ」でお住まいの場所を確認
自分が住んでいる場所の水害リスクを確認しましょう。
ステップ2:家庭の状況を確認
誰が、どの警戒レベルで避難を開始するか確認しましょう。
ステップ3:避難先の確認
最寄りの避避難経路を歩いて確認難先を確認しましょう。自宅の安全が確保できる場合は、在宅での避難も検討しましょう。
ステップ4:避難経路を歩いて確認
避難経路を実際に歩いて、危険な場所がないか確認しましょう。
町が指定する避難所へ行くことだけが避難ではありません。安全な知人・友人宅などに一時的に滞在することも避難です。
本紙5・6ページは、ご自身で記入し、「もしも」に備えて保存しておきましょう
マイ・タイムラインと避難者カードは本紙を参照してください。
問合せ:危機管理課
【内線】2282
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