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埼玉県加須市

■どこか懐かしい優しい甘さ 五家宝(ごかぼう)
五家宝は、もち米ときな粉を主原料として作られる素朴な和菓子で、さくっとした食感と香ばしいきな粉の相性は抜群です。添加物を使わず、控えめな甘さで消化に良く、滋養にも富んでいます。
五家宝誕生には諸説あり、水戸説、群馬説、茨城説、熊谷説、加須説があります。加須説では、武蔵国不動岡に暮らしていた鳥海亀吉が、利根川の大洪水の際に干飯を蒸し、きな粉に甘みをまぶし、棒状にした菓子を五菓棒と名付け、文化年間(1804~1817年)に売り始めたとされています。
また、名前の由来にも諸説あり、古くは「五箇宝」「五荷棒」「五嘉宝」などと表記されていました。現在の五家宝の文字を当てたのが、水戸屋4代目の水野市三郎といわれており、五穀のうち米、麦、豆を使うことから「五穀は家の宝である」として、五穀豊穣を願って付けたとされています。
地域に愛され続ける五家宝。お茶請け、お土産にいかがですか。きな粉の香りに包まれる、幸せなひとときをー。

○生五家宝(株式会社 武蔵屋本店)
出来たてのやわらかさが人気で、きな粉・抹茶・ほうじ茶の3種類があります。
出典:五家宝(民俗工芸の公開 第96回)埼玉県立民俗文化センター1997.7

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