夏から秋にかけては、ハチの巣作りが活発になり、巣はあっという間に大きくなります。
巣が大きくなると、ハチの数や攻撃性が増して非常に危険です。ハチの巣駆除はできるだけ巣が小さいうちに行いましょう。
■巣が作られやすい場所
軒下、庭木や生垣の中、外壁など
■ハチの種類
ハチは種類によって特性に違いがあるため、種類を見極めて適切に対応する必要があります。ハチの種類は巣の形等から特定できます。
■スズメバチの巣
初期の巣はとっくりを逆さにしたような形をしています。秋頃になると、外観が縞模様の球状になります。特に攻撃性、毒性が強いハチのため、専門業者に駆除を依頼することをお勧めします。
■スズメバチ以外の巣
アシナガバチやミツバチの巣はおわんを伏せたような半球状で、下から六角形の巣穴が多数見えます。
■もしハチに刺されたら
・姿勢を低くし、すぐに巣から離れましょう。
・刺された箇所にハチの毒針が残っていないかを確認し、残っていたら抜きましょう。
・傷口を強く絞りながら水で洗い流しましょう。
・口でハチの毒を吸い出そうとしないでください。虫歯部分などからハチの毒が入ってしまう可能性があります。
・過去にハチに刺された経験のある人、アレルギー体質の人は息苦しさなどの全身症状が急に表れることがあります。そのようなときはすぐに医療機関で治療を受けてください。
■ハチの巣の駆除
市では、一般家庭や事業所内等にできた巣の駆除は行っていません。駆除の方法は、下記の2つの方法があります。
(1)個人で駆除する
市が無料で貸し出している防護服をご利用くだい。貸出期間は3日間です。
(2)専門業者に駆除を依頼する(駆除費用は自己負担)
個人で駆除が困難な場合は専門業者に依頼してください。(一社)埼玉県ペストコントロール協会(【電話】048-854-2890)では駆除業者の紹介、相談を行っています。
問合せ:環境政策課
【電話】内線384
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