猫が庭や花壇などに入りフンや尿をするのは、周辺のどの場所よりも、その猫にとって快適な場所だからです。猫が来ないようにするためには、環境を変えていくことが大切です。
◎猫は愛護動物ですので、虐待にあたるような行為は法律で禁止されています。
■障害物設置
道具などで侵入を防ぐ方法です。
◇とげ状シート、大きめの砂利などを敷く。
◇市販の超音波式ねこ被害軽減器を設置する。
・センサーが感知すると猫が嫌がる高周波音が発生します。人の耳にはほとんど聞こえませんが、不快感を感じることがあります。
◇超音波式ねこ被害軽減器の貸出
お試し用として、1か月貸出ししています。数に限りがあります。
■忌避(きひ)剤散布
猫の嫌いな臭いや刺激によって猫が近づきにくくする方法です。
◇市販の忌避剤、食用酢や木酢(もくさく)液をまく。
・臭いがきついものもあります。あらかじめ近所の人に説明しておきましょう。
・化学薬品などは、化学物質過敏症など健康被害のきっかけとなる可能性があるので使用は控えてください。
これらは比較的効果があると思われる方法ですが、猫の個体差によってあまり反応しない猫もいます。反復継続して行うことが大切です。
■猫は室内で飼いましょう
猫を外で放し飼いにすると、交通事故や争いによるけが、感染症などの危険性が高くなります。また、フン尿問題など近隣に迷惑をかけてしまう場合もあります。大切な命を守るためにも屋内で飼いましょう。
◎外に逃げてしまったときに飼い主が分かるよう、首輪や名札をつけるようにしましょう。
猫についての相談先:埼玉県動物指導センター
【電話】048-536-2465
問合せ:環境政策課
【電話】内線384
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