町では、住民サービスの向上と行政運営の効率化を目的として、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進しています。DXとは、デジタル技術で生活をよりよい方向に変えていくことです。少子高齢化や人口減少に伴う労働力の減少や社会保障費の増大など、さまざまな課題が全国で深刻化しており、寄居町も同様です。生産性を向上させるには、DXによる業務の効率化、サービスの高度化などが重要になります。
デジタル化推進の一つとして、町では、観光DXに取り組み、観光アプリ「風雲Yotte GO(ヨッテゴー)!謎解き寄居町~鉢形城攻防戦~」(Yotte GO!)を開発し、令和6年3月から配信を始めました。
最新のデジタル技術を活用し、町を訪れる方に新たな観光体験・歴史体験を提供します。
■デジタル技術を活用した観光アプリ
Yotte GO!は、町の魅力発信や観光客・関係人口の増加、滞在時間の延長を目的に開発しました。AR・VR(※)等のデジタル技術を活用したこのアプリは、鉢形城跡や市街地を中心に、観光スポットを紹介するほか、籠城戦ゲームや謎解き宝探し、おすすめの観光コースを紹介するマップ機能など、子どもから大人まで、初めて寄居町を訪れる方でも楽しめる豊富なコンテンツを備えています。
また、鉢形城歴史館でYotte GO!を使用すると、解説の音声化・多言語化、攻防戦の再現、鉢形城バーチャルツアーの解説補足等、鉢形城の歴史を分かりやすく解説します。
※AR(拡張現実)
アグメンティッド・リアリティの略。現実世界を立体的に読み取り、仮想的に拡張する技術のことです。
※VR(仮想現実)
バーチャル・リアリティの略。専用のゴーグルで視界を覆うように360度の映像を映すことで、実際にその空間にいるような感覚を得られる技術です。
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