地域の農地や水路を守りましょう!～多面的機能支払交付金制度～

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食料の安定供給を図るためには、農地や農業用水は欠かすことのできない存在ですが、近年、農業従事者の高齢化の進行などにより、農地や農業用水の維持管理が難しくなってきています。
そのため、市では、「多面的機能支払交付金」制度を活用し、地域資源(農地、水路、農道など)の基礎的保全活動や質的向上を図るための活動を支援しています。
現在、市内で11の組織が多面的機能支払交付金制度を活用し、農地や水路の草刈り、泥上げなどの農村環境を守る地域活動を行っています。

◎農業・農村がもたらす食の供給、環境保全などさまざまな「恵み」を「多面的機能」と呼んでいます。

■多面的機能支払交付金は、次の2種類の交付金で構成されています
◇1　農地維持支払交付金
多面的機能を支える共同活動を支援します。
地域資源の基礎的な保全管理活動として農用地法(のり)面の草刈り、水路の泥上げや農道の路面維持活動などが交付の対象です。

◇2　資源向上支払交付金
地域資源の質的向上を図る共同活動を支援します。
水路、農道等の軽微な補修や農村環境を保全するための活動(植栽による景観形成等)や施設の長寿命化のための活動(水路整備等)などが交付の対象です。

■活動を始めるには…
(1)活動組織の設立(総会)
どのようなメンバーで活動するか
例)農業者のみ、農業者と地域住民(非農業者)

(2)計画づくり
いつ、どこで、誰が、何の活動をするか
例)4・9月に草刈り、5月泥上げ、3月農業施設点検

(3)確認書の締結
必要に応じて、対象施設の所有者(土地改良区)との締結
例)多面的機能支払交付金活動組織で維持保全することの確認書など

(4)市による計画の認定
市へ書類を提出し、事業計画の認定を受ける

(5)活動実施、交付金支援
計画に定めた事項に沿って活動を実施、市からの交付金による支援

(6)活動の記録・報告
活動を記録、所定の報告書を市へ提出

◎対象となる活動には農業者をはじめ、地域住民や学校等の団体も参加できます!

問合せ：農政課
【電話】224-5939
【FAX】224-8712