■3月は自殺対策強化月間です
眠れない、食欲がない、不安に感じるなど、こころに不調を感じていませんか。また、周りに元気のない方はいませんか。悩んでいる人に気付き、声を掛け、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のことをゲートキーパーといいます。
悩みを抱えた人は、「人に悩みを言えない」、「どこに相談したらよいか分からない」など、心理的に追い詰められ、うつ状態から自殺に追い込まれるといわれています。家族や友人、身近な人のゲートキーパーとして、まずは声を掛けてみましょう。
■ゲートキーパーの役割
▽気付き・声掛け
眠れない、食欲がない、口数が少なくなった、ため息が目立つなど、身近な人の様子が「いつもと違う」と気付いたら、勇気を出して声を掛けてみましょう。
▽傾聴(けいちょう)
責めたり、否定したり、安易に励ましたりせず、本人の気持ちを尊重し、耳を傾けましょう。
▽つなぎ
医療機関や相談機関などの専門家に相談するように勧めてみましょう。
▽見守り
心配しているということを伝えましょう。温かく寄り添いながら、じっくりと見守りましょう。
■動画配信中~心に寄り添うヒントに~
市公式YouTubeチャンネルでは、ゲートキーパー養成講座での講演会『「不登校」当事者が救われた周りの対応~親として支援者としてできること~』の動画を配信しています。
■悩んでいるあなたへ
▽保健センター
相談窓口の案内や、保健師、精神科医によるこころの健康相談を実施しています(3月の相談日は11ページの電話健康相談、精神保健相談を参照)。
▽まもろうよこころ(厚生労働省ウェブサイト)
電話やSNSの相談窓口などを紹介しています。
問合せ:保健センター
【電話】048-481-2211
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