◆教育環境関係
▽第40回彩夏祭を終えて
福川鷹子議員:新型コロナウイルスの感染が広がってから3年半、私たちの生活が一変しました。その後多くの規制に縛られ、4年ぶりの開催となりましたが、期待していた花火が業者のトラブルで中止。いち早く防災行政無線を使って知らせるべきが、遅れに遅れてしまいました。業者の計らいで11月4日に打ち上げられることになりましたが、また何か起きた場合防災行政無線を使って周知していただきたいがいかがですか。地域によっては聞こえにくい所もあるため、改善もお願いします。
市民環境部長:彩夏祭の打ち上げ花火中止の情報発信は、会場内に早期に放送することを優先したことや現場が混乱したことにより、防災行政無線での放送をすることができなかったものです。今後はこのような事象が発生した場合でも、防災行政無線を使用した周知ができるよう、朝霞市民まつり実行委員会とも調整をします。
▽その他の質問項目
住み続けたいまち朝霞について/市民サービス向上について/長寿を祝う会について
▽学校不審者防犯対策について
小池貴訓議員:今年の3月、戸田市で18歳の少年が中学校に侵入し、男性教員を複数回刃物で切り付け大けがをさせた事件がありました。戸田市では不審者の侵入を防ぐために全校の玄関をオートロック式にし、学校を囲むフェンスの予算、995万円を補正予算に計上しました。朝霞市でも同様の事件が起きても不思議ではありません。約1,000万円で子どもたちや教職員の安全が図れるならば、朝霞市も導入を検討すべきだと思いますが、朝霞市の考えをお聞きします。
教育長:不審者侵入防止のため、学校の出入口を完全に封鎖し監視することは、学校現場では困難であると捉えていますが、学校の危機管理マニュアルが実効的なものになるように、各学校の状況を踏まえながらハード面について調査研究していきます。ただ、学校は地域の子どもたちが集い、災害時には避難場所としても活用され、地域に開かれた場所であると考えています。
教育委員会としては、必要な安全対策は取りつつも、地域に開かれた学校づくりを推進していくことが、結果として学校の防犯体制構築につながるものと捉えています。地域の目で子どもたちを守るという姿勢がこれまで以上に醸成され、学校への不審者侵入から子どもたちを守ることができるような、学校を核とした地域づくりができるように、各学校を支援していきます。
▽その他の質問項目
防犯訓練・防犯装備について/災害別避難訓練/教職員の災害ケース別訓練/いじめの現状と対策/いじめ相談ホットラインについて
▽彩夏祭の開催時期について
須田義博議員:彩夏祭は朝霞の夏の風物詩となっていますが、近年の夏の暑さは異常なものがあります。今年の彩夏祭でも熱中症と思われる方が出た時に、救急車の到着が1時間近くかかるなど、非常に心配な季節となっています。大きなイベント時は熱中症の救急搬送が多くなり、そのことで本来もっと重病の方の搬送が遅れることなどあってはなりません。来場者や関係者の体調面を考慮して、開催時期を秋に変更はできないものかお尋ねします。
市民環境部長:彩夏祭は朝霞市の夏の風物詩として、長年、多くの方に親しまれており、現在の時期に実施をしています。
また、秋には体育祭をはじめとするスポーツイベントや文化祭などの芸術的なイベント、また、自治会、町内会においても、秋のきれいなまちづくり運動をはじめ、さまざまな催し物が開催されています。そのほか、観閲式や予行演習、それらの準備期間等が重なることで、埼玉県警や自衛隊などのご協力をいただくことも難しいものと考えられ、実行委員会では、猛暑の中での開催に憂慮しながらも、8月の開催としていると伺っています。
今後も、熱中症対策を万全にするなど、いただいたご意見は実行委員会にお伝えしていきます。
▽その他の質問項目
選挙ポスター掲示板の高さについて/熱中症アラートの対応について/大規模火災時の課題について
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