文字サイズ
自治体の皆さまへ

議会だより(2)

5/39

埼玉県朝霞市

◆教育環境関係
▽朝霞市の放課後子ども教室について
西明議員:放課後子ども教室は、共働き家庭はもちろん、働いていない場合でも利用でき、子ども同士、異学年でのコミュニケーションが子どもたちの健全な育成に繋がります。また、きょうだいで下校時間が違う時、上の子の下校時までの短時間利用が気軽にできるのも、無料の放課後子ども教室の利点です。以上のことから大変多くの子育て世代が強く望んでいる事業です。朝霞市での平日放課後における「居場所提供型」での実施について、市としての考えをお伺いします。
生涯学習部長:放課後子ども教室はプログラム提供型として定着し、地域の方々の参加を得て、子どもたちが興味を持つ体験や文化・スポーツ活動を通して感性を養うさまざまなカリキュラムを提供しており、アンケートでも一定の評価をいただいています。
居場所提供型の教室実施を望む声は、朝霞市保護者代表連絡会や放課後児童クラブの父母連絡協議会の皆さんなどからいただいていますので、こうした声も受け止めています。
また、空き教室の確保も、本市でもランチルームや多目的ルームを利用させていただいていますので、継続して学校と調整を図っていきます。
その他の質問項目:朝霞市の放課後子ども教室の現状

▽教員逮捕事件の再発防止策
黒川滋議員:教員逮捕事件に関して教育委員会が「厳正な対処」と繰り返しているが、市の教育委員会としては再発防止の方が重要ではないですか。教諭のさまざまな問題行動に、教育委員会が現場との距離を生かして歯止めになるべきだったのではないですか。教育委員会外に子どもの相談機関の設置を市長が表明しましたが、他市は相談機関の前提に子どもの権利条例などを制定しています。その必要性があるのではないですか。
学校教育部長:現在、生徒へのケアはしており、また、校長会議を通じて再発防止を喚起し、研修も予定しているところです。
教育長:部活動の実績が上がるにしたがってカリスマのような扱いになり、振り返ってみれば教育委員会も歯止めをかけられなかったことに責任を感じています。
市長:弁護士などを配置して第三者の目を入れたい。子どもの権利条例については現時点では考えていませんが、子どもが相談しやすい場はつくらなくてはいけないと考えています。
その他の質問項目:部活動外部指導者導入の課題/わくわく号の今後/駅前優先ゾーンの使われ方/開票所の治安維持/国民健康保険税の均等割の増税

▽安全な学校教育環境づくりについて
増田ともみ議員:学校現場における子どもの性被害が問題となっています。自治体においても今まで以上の対応策が求められると考えますが、朝霞市ではどのようにお考えかお伺いします。
学校教育部長:校内の安全対策に関しては、管理職による校内点検とともに各校の倫理確立委員会による点検を行っています。安全な教育環境を確立できるよう、校長会議や学校訪問等を通じて、引き続き指導していきます。
その他の質問項目:教職員(含部活動外部指導員)への対応について/児童・生徒への教育について

▽「おくやみ窓口」の設置について
宮林智美議員:ご遺族の方が、亡くなられた方に係る相談や手続きを一つの窓口でできるよう「おくやみ窓口」の開設をしていただきたいと令和3年9月議会の一般質問で要望していました。ご遺族の方は亡くなられた家族のことを思うだけで辛く悲しい中で、慣れない手続きをすることは大変な作業です。今後、朝霞市において相談から手続きをワンストップで、ご遺族の方に寄り添った「おくやみ窓口」を開設する考えがありますか。
市民環境部長:亡くなられた方に関する手続きは多岐にわたり、ご遺族にとって時間や労力の負担が大きいことから、手続きを支援する窓口の必要性を認識しています。身近な方が亡くなられた際に、ご遺族による市役所での各種手続きの不安や負担を軽減するため、市では必要となる手続きの相談窓口、受け付けを行う支援窓口の設置を検討しています。
その他の質問項目:通学路の安全対策について/自転車ヘルメット購入時に補助金を/補聴器に補助金を/ブックポストの設置について/地域対策について

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU