文字サイズ
自治体の皆さまへ

議会だより(8)

10/44

埼玉県朝霞市

◆建設関係
▽道路の安全対策ゾーン30の再啓発と修繕を
遠藤光博議員:ゾーン30は都市部や住宅地の交通安全を目的とした交通規正エリアで、最高速度が時速30キロメートルに制限されている区域のことをいいます。導入より10年以上経過し、路面標示も薄くなっている箇所があるため、修繕とともに再度の啓発が必要と思いますが対応を伺います。
また、警察庁が生活道路の最高速度を30キロメートルに引き下げるという、現在の道交法施行令を改正し2026年9月から実施を目指すとあります。市として今後どのように取り組んでいくのか伺います。
都市建設部長:ゾーン30の中には、区域内の路面標示が薄くなっている箇所が見受けられることから、今年度に路面標示の復旧を実施し、通行する方への注意喚起や啓発につなげていきたいと考えています。
また、中央線や複数の車線がない一般道路の法定速度について、現行の時速60キロメートルから30キロメートルに引き下げる道路交通法施行令の改正案を取りまとめていることは承知しています。
市としては、2026年9月の施行に向けて、最新の動向を注視するとともに、朝霞警察署等の関係機関と連携して、周知に取り組んでいきたいと思います。
その他の質問項目:発災後の対応、対策、災害関連死を防ぐために/公共施設多目的スタジオの楽器音響機材の更新を/旧朝霞警察跡地の活用について他

▽マンホールカード導入について
飯倉一樹議員:自治体の特色を採用したマンホール、志木市であればカパルのデザインのマンホールがあり、その写真をカードにしたマンホールカードというものがあります。市外からマンホールを見に来て、かつカードをもらいに来るということで、対外的な知名度アップが期待されるとして、今いろいろな自治体が取り組んでいます。これまで朝霞市においてこのマンホールカードの導入は検討されましたか。なければ埼玉県36番目のマンホールカードとして実現できますか。
上下水道部長:マンホールカードは、下水道事業への理解や関心を深めることを目的に、下水道関連の企業や組織、自治体等で構成された下水道広報プラットフォームという産学官の任意団体がマンホールを管理する地方公共団体等と協働で発行している全国統一規格のカードです。過去に導入について検討した経緯もありますが、実施には至っていない現状です。
下水道使用者である市民の皆さんに下水道の役割や仕組みについて理解を深めていただくためにマンホールカードを含め、効果的な広報手段等について調査研究をしていきたいと考えています。
その他の質問項目:市の環境政策/シビックプライドの高揚と発信/アプリ等での情報提供/防災意識の高揚/ごみコンテナの軽量化等/若年層の投票率向上他

▽身寄りのない方への住まいの支援
本田麻希子議員:身寄りのない方などへの住まいの支援として、支援団体などが安否確認・見守り・福祉サービスへのつなぎを行う「居住サポート住宅」の認定制度が今後創設されます。この居住サポート住宅の制度や住まいの支援を行う居住支援法人の立ち上げ等について、市の認識を伺います。
都市建設部長:居住サポート住宅については、居住者の安心・安全のみならず、賃貸住宅の安定供給につながるものと捉えています。現時点で居住サポート住宅の認可について具体的に示されてはいませんが、市区町村長が認定することとなっていますので、今後、示された基準に基づいて検討していきたいと思います。
また、居住支援法人は都道府県の指定が必要となることから、新たに設立等のご相談があった場合には、埼玉県に速やかにつなぐなどの支援を行っていきたいと考えています。
その他の質問項目:学校教育の課題/保育の課題/誰もが自由に出かけられるまちづくり/女性相談の問題/計画策定と審議会の課題

▽公園にインクルーシブ遊具を
石川啓子議員:新しい3か所の公園の設計が行われ、今後工事が行われます。障害のある子もない子も一緒に遊ぶことができるインクルーシブ遊具の設置を要望してきましたが、新しい公園には設置を考えていますか。
その他の公園にもインクルーシブ遊具の設置をお願いします。
都市建設部長:(仮称)宮戸二丁目公園は、トンネル遊具を設置する予定です。この遊具は、手遊び機能などが備わっており、障害の有無にかかわらず、誰でも遊ぶことが可能となっています。
次に、まぼりひがし公園は、幼児や障害のある子どもたちも安全に利用できるバケット型ブランコのほか、揺らしたり乗ったりして遊べるロッキング遊具を設置する予定です。
まぼりみなみ公園は、広々と自由に遊べるスペースを確保するため、遊具関係は背伸ばしベンチ等健康遊具のみとしており、インクルーシブ遊具の設置は行わないこととしました。
また、既設の公園については、インクルーシブ遊具を設置している公園はありませんが、今後、公園の大規模改修等を行う際には、(仮称)宮戸二丁目公園およびまぼりひがし公園に設置予定のインクルーシブ遊具をモデルケースとし、設置について検討を行っていきます。
その他の質問項目:国民健康保険税の値上げ/読書バリアフリー/合理的配慮/JRみどりの窓口復活を/公民館にエレベーター設置を/待機児童解消を

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU