男女平等推進情報 そよかぜNo.53

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■ご存じですか?朝霞市パートナーシップ・ファミリーシップ制度
◆朝霞市パートナーシップ・ファミリーシップ制度とは
▽パートナーシップ制度
一方または双方の性自認が戸籍上の性別と異なるまたは性的指向が異性のみではない2人が、お互いを人生のパートナーとし、日常生活において継続的に協力し合う関係であることを届け出ると、市から「届出受領証明書」と「届出受領証明カード」が交付される制度です。

▽ファミリーシップ制度
パートナーシップ制度を届け出た二人のどちらか一方または双方と生計を同じくする子どもや親等がいる場合には、家族として協力し合う関係であることを届け出ることができます。

◆埼玉県内市町村のパートナーシップ制度実施状況
実施市町村数(令和6年5月1日現在)：62市町村
(うちファミリーシップ制度あり：41市町村)
[交付実績]
パートナーシップ制度：319組
ファミリーシップ制度：2組

▽朝霞市の交付実績(令和6年8月1日現在)
パートナーシップ制度：11組
(うちファミリーシップ制度：1組)

埼玉県内の市町村で、パートナーシップ制度に係る自治体間連携協定を締結しましたので、協定する自治体間での転出入に伴う手続きが簡素化されます。
引用：埼玉県ホームページ「県内市町村パートナーシップ制度等実施状況」(令和6年5月1日現在)

◆より知っていただくために…
▽SOG(Iソジ、ソギ)とは
性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の頭文字をとった言葉。性表現(Gender Expression)を加え「SOGIE(ソジー)」などの言葉も使われます。LGBTQの方に限らずすべての人にあてはまる属性であり、誰にでもかかわりがある大切な性のあり方と言えます。

▽LGBTQ(エルジービーティーキュー)とは
レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシュアル(B)、トランスジェンダー(T)、クエスチョニング(Q)やクィア(Q)の頭文字を取った、性的マイノリティの方を表す総称の一つです。

▽ALLY(アライ)とは
英語で「同盟」や「仲間」を表す言葉で、性の多様性を理解し、自分でできることは何かを考えて行動・支援する人のことをいいます。

◆皆さんへのお願い
この制度は、法律上の権利・義務を生じさせるものではありませんが、だれもが人生のパートナーや大切な人と暮らし、自分らしく活躍することを応援するものです。
事業所や医療機関の皆さんも、従業員、顧客や患者等への対応で、届出者が配偶者や親族と同様の取り扱いを受けられるよう、可能な範囲でのご協力をお願いします。
また、この制度を利用する方の性のあり方(性的指向や性自認など)や制度を利用していることについて、本人の同意なく決して口外(アウティング)しないよう、お願いします。

性のあり方は一人ひとり異なっており、多様な性のあり方を尊重することは大切なことです。
誰もが自分らしく生き生きと活躍できる社会の実現につながるよう心がけていきませんか。

※男女平等推進情報「そよかぜ」は、公募市民の企画・編集協力員と協働し作成しています。

問合せ：それいゆぷらざ(女性センター)　
【電話】463-2697