■なぜ発掘調査(はっくつちょうさ)をやるのか?~埋蔵文化財(まいぞうぶんかざい)の発見(はっけん)と保存(ほぞん)~
今年(ことし)、東松山市(ひがしまつやまし)は市制施行(しせいしこう)70周年(しゅうねん)を迎えました。市制施行と同じ年(とし)の昭和(しょうわ)29(1954)年8月に市内(しない)で初(はじ)めての発掘調査が五領遺跡(ごりょういせき)(若松町(わかまつちょう))で行(おこな)われました。これ以降(いこう)市内においては令和(れいわ)6(2024)年8月時点(じてん)で約100遺跡、計400件(けん)の発掘調査が行われてきました。
発掘調査は、一度(いちど)壊(こわ)すと二度(にど)と戻(もど)すことのできない遺跡(埋蔵文化財)を、写真(しゃしん)や図面(ずめん)などで記録(きろく)するために行われます。工事等によって、どうしても土の中の埋蔵文化財が現状(げんじょう)のままで保存できないため実施(じっし)される緊急(きんきゅう)発掘調査が多いですが、市の歴史を紐解(ひもと)くために実施される学術(がくじゅつ)発掘調査もあります。その地(ち)に刻(きざ)まれた人々(ひとびと)の歴史(れきし)やその意義(いぎ)を多(おお)くの人が知り、将来(しょうらい)にわたって伝(つた)えていくために日々(ひび)調査が行われています。
問合せ:埋蔵文化財(まいぞうぶんかざい)センター
【電話】27–0333【FAX】27–0334
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