■4月は若年層の性暴力被害予防月間です
10代・20代の若年層を狙った性犯罪・性暴力の手口が巧妙になっています。
4月は、進学・就職などにより、生活環境が大きく変わり、性犯罪や性暴力の被害にあうリスクが高まる時期です。あなたが望まない性的な行為は、どんな理由・相手でも性暴力です。
「被害にあってるかも」と思ったら、また家族や友人など身近な人が被害にあった場合も専門機関へ相談しましょう。
◇性暴力被害に関する相談窓口
■4/1 困難な問題を抱える女性への支援に関する法律が施行
この法律は、困難な問題を抱える女性(生活困窮、DVや性暴力、家庭関係の破綻など)を支援するための新法です。女性の福祉の増進や人権尊重、本人の意思を尊重した、きめ細やかで継続的な支援を様々な機関が連携して行うことが、新たに規定されました。
■元養護教諭インタビュー
・性教育に関する講演活動に取り組む元養護教諭 金田 節子さん
◇子どもたちや若者に伝えていること
恋人間のデートDVは、相手の気持ちを無視して行動を制限し、自分の思い通りにしようとすることで起こります。脅す、断ると不機嫌になる、スマホで管理するなど、色々な手段で相手をコントロールすることは愛情とは言えません。本人が望まない、同意のない性的な意味合いを持つ言動は全て性暴力で、「明確なYes以外は、No!」だと伝えています。
◇身近にいる大人へのメッセージ
大人の側に性暴力の理解がないと、悪ふざけやいたずらだと軽く受け流し、「忘れた方がいい」と口封じをしてしまい、これが親(大人)への不信感につながってしまうこともあります。「あなたは悪くない、あなたを信じる」と丸ごと受け止め、寄り添い、相談窓口へとつなげてほしいです。
子ども達のSOSを的確に受けとめられるよう、共に学び合えたらと願います。
問合せ:人権・男女共同参画課
【電話】788-4907
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