■毛呂山町をより良くするために
光山小学校
白土 紗智(しらつち さち) 議員
一つ目の提案は、空き家をそのまま置いておくと家がもろくなり、地震などで倒れてしまう危険が高くなるので、今のうちに壊して、空いた土地に、小さな子どもから高齢者まで楽しめる公園を作ったらどうでしょうか。二つ目の提案は、毛呂山の川を通じて海へゴミを流してしまわないように、ポスターや看板を設置し、ゴミを捨てないよう呼びかけをするのはどうでしょうか。
答弁
空き家の跡地(あとち)に公園を作ることは、良い提案だと思います。住宅密集地の空き家の解体を補助する制度を活用してもらい、管理されない空き家を減らしていきます。次にゴミ捨て禁止の看板やポスターを設置したい場所があれば、ぜひ教えてください。町と皆さんできれいな川を維持しましょう。
■もっと自然を増やしてほしい
川角小学校
友成 証(ともなり あかし) 議員
自然を増やすことができれば、勉強の集中力が増すと思います。なぜなら、木や葉っぱは二酸化炭素を吸収し酸素を吐き出します。酸素をほど良く吸うと集中力や思考力が向上するというデータがあるからです。限りある自然を大切にし、共存していくことが大切なので、みんなでみどりの羽根募金などの自然を増やす活動を積極的に行うとともに、町としても自然を増やしていくことが大切だと思います。
答弁
自然や緑には、新鮮な酸素を生み出すほかに、目の疲れを癒すことや、保水機能により自然災害の防止や軽減に効果があるとされているので、ご提案には大賛成です。町は森林の手入れや緑の再生事業に取り組みながら、この大切な財産を将来に引き継げるよう努力してまいります。
■日本で広がるゴミ問題
泉野小学校
菅原 晴(てる) 議員
毛呂山町の公園にはゴミのポイ捨てがたくさんされています。観光地の富士山にもゴミがたくさん落ちていますが、世界では山に置いて行かれた酸素ボンベなどのゴミを回収する団体や、登山はルールを学んでからではないとできない法律を定めた国もあります。日本もこのような活動を増やす第一歩として、公園にゴミ箱を設置し、ポイ捨てによるゴミを減らし、世界中のゴミ問題を日本から少しずつ解決してほしいと思います。
答弁
近年、公園のゴミ箱に家庭ゴミが捨てられ、カラス等が散らかしてしまうことが問題となり、ゴミ箱が設置されない公園が増えています。町としては、外で出たゴミは家に持ち帰り、正しく分別してもらうよう呼びかけ、きれいな町となるよう取り組みます。
■布絵本で色々な人が毛呂山マスターへ
毛呂山小学校
齊藤 幸穂(ゆきほ) 議員
私は毛呂山町についての布絵本を作ることを提案します。布絵本は指を切る心配がなく、まだ文字が読めない子どもでも、自分で人形や物を動かして使うことができます。それに毛呂山町の歴史やお祭りについて、絵本で分かりやすく、おもしろく、手軽に色々なことを伝えられると思ったからです。
答弁
毛呂山町の観光地、史跡(しせき)、祭り、人物などを布絵本にすれば、多くの人に知ってもらえるようになります。図書館の布絵本を作っているボランティアグループの「あれあれ」さんに作製を検討してもらうようにお願いしたいと思います。
■みんなが来てくれるために
光山小学校
吉川 桃矢(とうや) 議員
毛呂山町には鎌北湖、宿谷の滝、出雲伊波比神社などの観光地があります。この観光地をみんなに見てもらえるように新聞、雑誌などに書いてもらうことを提案します。宿谷の滝は夏の水遊びに、鎌北湖は桜や紅葉がきれいで、ボートで釣りもできます。そのことを新聞、雑誌で書いてもらい、見てきた人たちが観光地のことをSNSに載せてくれたら、もっと全国に伝わると思います。
答弁
ご提案のとおり、多くの雑誌や新聞に、町のPR記事を載せていきたいと考えています。また多くの世代に伝えられる方法として、SNSを用いることも必要であるとわかりました。このご意見を踏まえ、今後もみんなが来てくれる毛呂山町を目指していきたいと思います。
■道を広くして町をきれいに
泉野小学校
田島 希子(きこ) 議員
毛呂山町の道を広くして、草をきれいに切ってほしいです。草があると雨の日の登下校で草にあたり服が濡れてしまいます。除草のボランティアを募集し、町全体で楽しみながら行うことで、参加者同士で仲が深まるかもしれません。また、きれいな場所として有名になったりすれば、すごくうれしい気持ちにもなれます。このようにみんなで楽しめて、安心、安全に歩ける気持ちのいい道を作って欲しいと思います。
答弁
雑草が通行の妨げとならないよう、町で見回って確認していますが、もれなく安全にきれいに保つことは、なかなか大変です。地元をよく知るボランティアの人にお願いできれば、きれいに保て、地元の愛着にもつながり、新しい友人もできるというのも、素晴らしいアイデアです。既にいくつかの団体がありますが、より活発にご協力いただけるようにしてまいります。
■廃校する学校について
川角小学校
小林 美海(みみ) 議員
私はもっと室内の遊べる場所を各地区に作った方がいいと思います。雨の日や暑さで外出できないとき、何をしているかをクラスでアンケートをしました。すると2人に1人はテレビゲームを2時間から5時間以上していることがわかりました。このままでは目が悪くなってしまいます。小中一貫で廃校にした学校を再利用して室内遊び場にし、さらに地区ごとにも遊び場を作れば、ゲームをしている人が減って元気な町になると思います。
答弁
長時間のゲームは、目が悪くなり健康によくありません。廃校にした学校を室内遊び場として再利用すれば、雨の日や暑い日でもゲーム以外の遊びができる良いアイデアだと思います。ご提案ありがとうございました。
■エコの町毛呂山
毛呂山小学校
鈴木 理紗(りさ) 議員
私は給食で使う牛乳ストローの廃止を提案します。そのためには牛乳パックの中身をコップに移すか、牛乳パックの上の部分を開けて直接飲むことで、ストローを使わずに飲むことができます。さらに私は以前新聞で、1年に1回ですがビンの牛乳を使っている学校を見たことがあります。なのでたまにはビンで牛乳を飲むのも良いと思います。この一つ一つの取り組みから自分そしてみんなが安心して暮らせる未来になると私は思います。
答弁
コップは衛生面の心配、牛乳パックの上部を開くことは、低学年がこぼしてしまう心配があります。牛乳を扱う業者さんによると、ストローは少しずつ環境に優しい材質のものに変わっているそうです。今後、業者さんとも、簡単に開くパックやビンの牛乳の提供について、よく考えていきます。
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