キラリ 熱中時間

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深谷市にゆかりがあり、市内外で活躍する個人や団体を紹介します。

◆第30回西関東吹奏楽コンクールに出場し金賞を受賞!
花園中学校吹奏楽部の皆さん
※詳細は本紙P.29をご覧ください。

○チームワークで織りなす最高のハーモニー
「合奏中、前の方でフルートやクラリネットなどのきれいな旋律が波のようになって、後ろに伝わってくる感じにいつも聴きほれていたよ。」「実は私たちも後ろから聴こえてくる、金管楽器の迫力あるサウンドや重低音を感じながら音を合わせていたよね。」と、演奏中の実感や喜びを分かち合うのは、花園中学校吹奏楽部の3年生たちです。
この夏、部員がひとつになって大切に育んできた自由曲と課題曲を携えてコンクールに挑み、北部地区大会や埼玉県大会で金賞、さらに進出した西関東大会でも金賞を受賞しました。
西関東大会は、「いつもの練習風景を思い出しながら演奏しました。」「1年生の時に西関東大会で演奏したホールだったので、同じ場所でみんなと演奏ができて幸せでした。」「悔いのない演奏をしようという気持ちが注ぎ込まれていたと思います。」などと、緊張しながらも、それぞれの思いが詰まった演奏となりました。
花園中学校吹奏楽部は、この6年間で4回の西関東大会出場を果たし、一昨年は東日本大会に出場、昨年はアンサンブルコンテストでも西関東大会金賞という、多くの実績がある強豪校です。顧問の沖野谷先生は、「部員には、常に自分たちの音を磨き続けることや、仲間と一生懸命音を紡いでいくことを大切にしてほしいですね。」と話します。また、限られた時間と環境の中で練習を頑張る部員を、温かく見守る、地域の方々や卒業生たちの存在も大きな支えとなっています。
そんな周囲のかたへの感謝の気持ちをも音色にかえて、花園中学校吹奏楽部の奏でるハーモニーは、これからも響き続けます。