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自治体の皆さまへ

[特集] 水害から身を守る(2)

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埼玉県深谷市

■自助・共助による備え
◆備えにおいても助け合いが大切です
災害の発生時に慌てず、落ち着いた行動をとるために、あらかじめ安全な避難先(親戚や知人宅、市の避難所)や集合場所、緊急の連絡先、避難するタイミングなどを話し合い、検討しておきましょう。
また、避難する際に、近所のかたや一人暮らしのかた、障害のあるかたにも声を掛け、助け合いながら一緒に避難できるよう、普段からあいさつなどで声を掛け合うと、災害時の安心につながります。
自分が住んでいる地域は水害によってどのような影響が出るのか事前に知っておくことも重要です。左記の『市内を流れる主な河川』やハザードマップを参考に、大雨が降ったときに、どの河川から影響を受けるのかも確認しておきましょう

○市内を流れる主な河川
※詳細は本紙P.4をご覧ください。

◆非常持ち出し品や備蓄の準備も忘れずに
必要な物を非常持ち出し品として一つにまとめておくことで、迅速に避難できます。マスクや消毒液、体温計、常備薬、下着、靴下、スリッパ、歯ブラシなどのほかに、小さな子どもがいる場合はミルクや紙おむつ、哺乳瓶など、高齢者がいる場合は杖や眼鏡など、家庭の状況に応じて必要な物を、日ごろから準備しておくことが大切です。
食品は、日常生活で少し多めに購入し、消費した分を買い足す『ローリングストック方式』を実践すると、常に一定の備蓄ができます。下記の例を参考にして、適切な量を準備しましょう。

○家庭備蓄食料の例(1週間分/大人2人の場合)

※参考『農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」』

■水害の恐れが生じたら
◆状況に合わせた早めの行動を取りましょう
水害の恐れのある時は、事前の備えを生かしながら、自身や家族の状況に合わせて、早めに行動しましょう。
気象情報や避難情報に注意し、左の図『警戒レベルに応じて取るべき行動』を参考に、高齢者など避難先までの移動に時間のかかるかたは『警戒レベル3』、それ以外かたは『警戒レベル4』までに必ず避難してください。


▲警戒レベルに応じて取るべき行動

◆避難所混雑情報サイトをご利用ください
『避難所混雑情報サイト』は、災害時に利用できるWEBサイトです。
災害時に、避難所の位置や、開設・混雑情報をスマートフォンやパソコンで、随時確認できます。また、位置情報をオンにすることで、避難所までのナビゲーション機能も利用できます。
迅速な避難の手助けとなりますので、避難時にはぜひご利用ください。
※二次元コードは本紙P.5をご覧ください。

◆高齢者・障害者の避難
高齢者や障害のあるかたなど、避難に時間を要するかたは、明るいうちの避難を心がけましょう。
また、避難所で生活することが難しい高齢者や障害者などの特別な配慮が必要なかたは、『福祉避難所』に避難ができます。
受け入れ施設との調整が必要となりますので、必ず市に開設状況を確認してください。

◆ペットを飼っているかたの避難
ペットと避難するときは、ケージ、キャリーバッグ、リード、ペットフードや排せつ用品など、ペットの避難用品や備蓄品を持参し、エサやりや排せつ物の処理などは、飼い主が責任を持って行いましょう。
また、ペットは居住スペースに入ることができません。指定された場所でルールを守り、飼育しましょう。
事前にペットホテルや、親戚・知人の家など安全な場所に預けることも検討しましょう。

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