熊谷市教育委員会
熊谷市では、テスト等の一般的な学力検査によって測定できる、いわゆる「知力」だけを学力と捉えていません。思いやりの心などの「徳力」や、走る力、投げる力などの「体力」も広い意味での学力と捉え、知・徳・体のバランスのとれた学力を身に付けさせることにより、子どもたちに「生きる力」、未来の社会を「生きぬく力」を育成します。
●学校『学校の教えで花が咲き』
●家庭『家庭の教えで芽を出し』
●地域『世間の教えで実がなる』
≪知≫「子どもたちの学力を伸ばす」
・学習内容を明確にした授業
・「総合的な学習の時間」を中核としたカリキュラム改善
・「子どもと教師、子ども同士が向かい合い、活字を用いた授業」を基本にしながら、ICT機器、1人1台端末を効果的に用いた授業
・英語「ラウンドシステム※1」の考え方を全学年、全教科で実践
・「テストで力をつける」という考えのもと、授業等で全国学力・学習状況調査、埼玉県学力・学習状況調査の問題を活用
・補充学習充実のための「くまなびスクール」を全小・中学校で実施
・英語指導専門員の訪問指導による教員の資質向上
・学力向上補助員や特別支援教育支援員、日本語指導補助員による多様なニーズに対応した指導
※ 1… 1年間で教科書を何度も使い学習内容の理解や定着を深めていく英語の学習方法
≪徳≫「子どもたちの豊かな心を育む」
・郷土愛の醸成(熊谷次郎直実、荻野吟子等々)
・実生活における道徳の「見える化」
・「熊谷の子どもたちは、これができます!『4つの実践』と『3減運動』」
・「スマホ使い方宣言」、「いじめ撲滅宣言」の推進
・「タブレット端末の約束5か条」の徹底
・生徒指導マニュアルを活用した積極的な生徒指導
・命の大切さを学ぶ「生命(いのち)の授業」
・インクルーシブ教育、特別支援教育の充実
≪体≫「子どもたちの体力を伸ばす」
・運動の特性を理解させ、運動量を増やす体育授業
・HQCシートを活用した生活習慣改善
・体育指導専門員の訪問指導による教員の資質向上
・アルカス熊谷によるタグラグビー教室
・「暑さ対策」小・中学校委員会活動、地域へ発信!中学生サポーター事業
・体力向上推進委員会
・新体力テストの分析
◇家庭とのつながり
・「熊谷の子どもたちは、これができます!『4つの実践』と『3減運動』」
・スマホ使い方宣言、タブレット端末の約束5か条
・熊谷通知票で評価材料を各家庭に早くお知らせ
◇地域との連携
・コミュニティ・スクールの推進
・放課後子ども教室、学校応援団等
・青少年健全育成活動
・地域防災教育
「教育の道は、家庭の教えで芽を出し、学校の教えで花が咲き、世間の教えで実がなる」
(明治21年、本市弥藤吾に設立された幡羅高等小学校『家庭心得』)
◆教科横断的でオーセンティック※2な授業
関連する教科や複数の単元にまたがる学習内容を精選、統合するなど、「総合的な学習の時間」を中核としたカリキュラム改善により、「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、「学びに向かう力、人間性等」、いわゆる汎用的能力を育成します。
※2…本物の、真の
≪教科横断的な授業≫
関連する教科や複数の単元にまたがる学習内容を精選、統合する授業
例
「環境にやさしい熊谷をアピールしよう!」
「環境問題」・・ごみ処理とその利用[社会]
「まとめる活動」・・学級新聞を作ろう[国語]
≪オーセンティックな授業≫
現実社会に存在する、本物の実践に可能な限り近づけた学び
例 40人乗りのバスがあります。140人を運ぶには何台のバスが必要ですか。
140÷40=3 1/2
3 1/2台のバスが必要!?
◆子どもが自信を持って自己表現できる〜10のポイント〜
[いかに子どもを「かまうか」]
・すずめの学校「むちをふりふりチイパッパ」
・めだかの学校「誰が生徒か先生か」
ラウンドシステムの授業
↓
アクティブ・ラーニング※3
※3…主体的、対話的で深い学び
ポイント1『笑顔』
ポイント2『対話』
ポイント3『我慢』
ポイント4『気付き』
ポイント5『共有』
ポイント6『塗装』
ポイント7『量→質』
ポイント8『タイミング』
ポイント9『仕込』
ポイント10『教科書』
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