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しらおかの梨 白岡美人の季節がやってきた

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埼玉県白岡市

「白岡美人」とは、品種を問わず、白岡市内で栽培された梨の愛称です。梨農家の皆さんが長年培ってきた高い技術で栽培されており、一度食べればその味に魅了され、毎年梨の時期が楽しみになること間違いナシです。

■白岡美人が育つまで
〔花かけ~収穫〕
(1)4月頃に梨の花が咲き、梨の花かけ(花に花粉をつける作業)を行います。
(2)5・6月頃に果実を適切な数に減らす摘果を行います。変形や虫の被害のある果実を切り落とします。
(3)7月下旬、いよいよ収穫です。収穫時期によって種類の異なる梨の食べ比べもおすすめです。

〔搬入~出荷〕
(4)収穫した梨は市内唯一の選果センターに集められ、選果作業が行われます。
(5)梨の傷やゆがみなど人の目で確認し、規格内の梨は選果機に送られます。
(6)選別された梨は一つひとつ丁寧に箱詰めされ皆さんのお手元に届きます。

■白岡美人の種類
・幸水(こうすい)
7月下旬~8月中旬
白岡市内で一番の収穫量を誇ります。酸味が少なく、爽やかな甘みで、長年人気のある梨です。
・彩玉(さいぎょく)
8月中旬~下旬
埼玉県の愛称「彩の国」にちなんだ、埼玉県限定生産の梨です。幸水以上に糖度が高く、注目されています。
・豊水(ほうすい)
8月下旬~9月上旬果汁が豊富で、口の中でしっかりと甘みを感じることができる梨です。
・あきづき
9月上旬~中旬
1玉500g以上と大きめの梨です。豊水に比べて酸味が少なく、甘さを実感しやすい特徴があります
・新高(にいたか)
9月下旬~10月上旬
玉によっては1kg以上にもなる大きな梨です。香りの良さと上品な甘さが際立ちます。
・新興(しんこう)
11月上旬~中旬
シャキッとした食感で、果汁が豊富です。程よい甘みと爽やかな酸味がバランス良く調和しています。
・新雪(しんせつ)
12月上旬~中旬
名前のとおり冬に楽しむことができる梨で、みずみずしい食感があります。大きいもので2kgを超える場合があります。

■白岡市の梨栽培のはじまり
明治17年に久喜市出身の五十嵐八五郎(いがらしはちごろう)さんが群馬県と千葉県から梨の栽培技術を勉強し、白岡市内の親類縁者に教えたことから広まりました。その後、大洪水に襲われた際、他の作物は壊滅状態でしたが、梨は棚かけによ
り被害を受けることがなく、船に乗って収穫ができ、災害に強い果実という認識が高まり普及につながりました。
また、昭和5年の昭和恐慌により、生糸の価格が暴落したことなどから、多くの農家が蚕業から梨栽培に転向しました。次第に桑畑が梨畑に変わっていき、日本梨の産地になりました。

■(秘)白岡美人のロゴマークのヒミツ♪
梨表面のザラザラ感を表現している白い点々。
よく見ると、なにか文字が浮かんできませんか?
※イラストは本紙P.3をご覧ください。
『シラオカ』の文字、皆さんには見えましたか?

「白岡美人マップ」で、梨直売所を確認できます。
※二次元コードは本紙P.3をご覧ください。

問合せ:農政課農政担当
【電話】0480-92-1111
内線244

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