◆感染症対策をして、冬も元気いっぱい
寒く乾燥する冬は、ウイルスが活発になり感染症が流行しやすくなる季節です。冬の感染症の特徴としては呼吸器に症状が出やすいものが多いです。さらに冬から春先には、ロタウイルスやノロウイルスによる感染性胃腸炎も流行します。十分に注意し、冬を元気に乗り切りましょう。
◇なぜ冬に感染症が流行するの?
気温15度以下、湿度40%以下の低温度・低湿度ではウイルスが空中に浮遊しやすくなります。さらに寒いため換気の回数も減ってしまい感染しやすい環境になります。
また、寒くなると人間の体温も下がり、免疫力も下がります。冬は寒さによって水分補給の回数も減るため、体内の水分不足につながることも感染しやすい原因です。空気が乾燥しているため、鼻やのどの粘膜も乾燥し、感染を防御する機能も弱くなります。
◇6つの感染症の予防対策
(1)栄養バランスのとれた食事、睡眠など規則正しい生活を送る
(2)手洗い・うがい・手指消毒(小さなお子さんは周りの大人が心がけましょう)
(3)部屋の換気
(4)人混みを避ける
(5)加湿する
(6)こまめな水分補給
◇冬の服装のコツについて
つい多めに着込みがちですが、子どもは体温が高く、汗もかきやすいため大人より1枚少ない服装を心掛けましょう。小さい子は背中にふれて汗をかいていないかマメにチェックしましょう。
・肌着を着て身体を冷やさないことが大切です。
・厚手の服を1枚着るより、素材の異なる薄手の服を2枚重ねる方が空気の層が出来温かくなります。
◇冬場に多い おう吐や下痢
感染性胃腸炎に感染すると、おう吐と水のようなひどい下痢が起こります。そのことにより体内の水分が失われ、脱水症状になると危険です。何よりもまず水分補給を心掛け、安静にして過ごしましょう。
・ケアの仕方
イオン飲料水や湯冷ましを少しずつ、こまめに与えましょう。
おしりはこすらず、お湯で洗い、タオルで軽く押さえて水分をふき取りましょう。
・下痢の時のおすすめの食事
リンゴのすりおろし、おかゆ、おじや、柔らかく煮た野菜スープ等
◆神川町母子愛育会からのお知らせ
○結核予防等推進募金額 令和5年度 16,866円
令和5年10月22日(日)コスモスまつり会場にて結核予防等推進のための啓発と募金活動を実施しました。皆様からいただいた募金は検診車購入等に使われます。ご協力いただきありがとうございました。
問合せ:子育て相談窓口
【電話】0495-74-0205【FAX】0495-77-2117
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