文字サイズ
自治体の皆さまへ

消費生活センターからのお知らせ

21/57

埼玉県秩父市

■新手の被害多発!
屋根の無料点検後、「このままでは危険」などと不安がらせ、不要な工事契約を勧める被害が全国的に多発していましたが、法律違反をした事業者への業務改善指導や行政処分により相談件数は減少傾向にあります。
ところが、新手の相談が寄せられるようになりました。

◇事例1
「法律が変わり行政の指示で分電盤を点検している。家に伺いたい」と電話があった。来訪した事業者に「分電盤がかなり古い。交換しておかないと危険」と言われ、交換工事代30万円を請求された。

家庭用電気設備は、電力会社に4年に1回以上の調査が義務付けられており、電力会社から委託された電気保安協会などの登録調査機関が訪問し、無料で調査を行っています。調査時に機器の修理や交換は行いませんが、交換が必要と指摘された場合は、消費者から工事資格を持った事業者に依頼することになります。

◇事例2
「ガス給湯器の点検に来た」と言われ、契約しているガス会社の人と思い点検してもらった。点検後、「製造から時間が経っている。交換しないと危険」と言われ、交換してもらったが、契約しているガス会社の人ではなかった。

ガス設備も、ガス販売事業者に4年以内に1回以上の点検が義務付けられており、認定を受けたガス販売事業者またはその委託事業者が訪問し、無料で点検を行います。点検には立ち合いが必要ですが、日程調整が可能です。

調査・点検は事前に書面で案内があり、電話での連絡や突然の訪問はありません。
事例のように調査・点検とは関係のない事業者からの電話や突然の訪問により、交換しなければ危険と言われ、交換させられたという被害が寄せられています。
調査・点検を持ちかけられても安易に行わせないようにし、交換を勧められても鵜呑(うの)みにせず、本当に交換が必要かは契約先の事業者へ相談するようにしましょう。
正規の調査員は身分証明書を携帯・装着しています。

■秩父市消費生活センター
毎週月~金曜日(祝日はお休み) 9時~12時、13時~16時
【電話】25-5200

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU