■森林を守ろう
森林には地球温暖化の緩和や土砂災害防止、洪水緩和、木材等の林産物の供給等の多面的機能があり、皆さんの生活や経済に大きく貢献しています。この恩恵は全ての方が受けているもので、森林の多面的機能が将来にわたって発揮されるよう、等しく負担を分かち合う必要があります。
■森林環境譲与税の使い道
森林環境譲与税は、パリ協定(※)の枠組みの下、温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止を図るため、都道府県・市区町村が森林整備や木材利用の促進、普及啓発などに必要な費用を確保できるよう創設され、令和元年度より森林環境譲与税の譲与が始まりました。
同譲与税は、間伐や人材育成・担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発などの「森林整備及びその促進に関する費用」に充てることとされています。
※2020年以降の温室効果ガス排出削減等のための新たな国際的枠組み。2015年12月に世界約200カ国が合意して成立しました。
■市の取り組み
森林が少ない羽生市では、森林を守る取り組みとして、主に木材利用の促進(公共施設の木質化事業など)や森林環境保全の啓発を行います。また、令和2年度に「羽生市森林環境譲与税基金」を創設し、森林環境譲与税を適切な時機に有効活用できる体制を整えました。
◇前年度までの森林環境譲与税の使い道
問合せ:企画課
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