近年、想定を超える災害が頻発しています。羽生市で最も懸念される水害においても、「数十年に一度」と言われるような豪雨や土砂災害が、全国で毎年のように起きており、決して他人事ではありません。台風や豪雨などの災害による被害を最小限に抑えるため、正確な情報を入手し、常日頃から備えておきましょう。
■備え その1 ハザードマップを確認しよう
市内の浸水想定区域や水深、避難所、マイタイムラインなど災害時に役立つ情報がわかります。冊子は地域振興課にて配布中です。市HPや羽生市防災アプリでも確認できます。
■備え その2 自分の避難所を確認しよう
いざ、避難するときに慌てないよう、避難所がどこか確認しておき、避難所までの経路・かかる時間を把握しておきましょう。公的な避難所に避難するほかに、親戚・友人宅、ホテルなどの安全な所へ避難する方法もあります。
※市指定避難所の詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
■備え その3 避難情報に応じた行動をとろう
警戒レベル4までに必ず避難
※詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
■備え その4 備蓄品や非常時の持ち出し品を準備しよう
備蓄品は、電気・ガス・水道などのライフラインが復旧するまで、自給自足をするのに必要なものです。最低3日分の必要な食料、物資を用意しましょう。
また、非常時の持ち出し品は、災害直後に最低限必要なものです。いざ避難するときに、何を持っていくのか判断するのは困難です。貴重品や非常食などの必要なものをあらかじめ準備し、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。
■市民の声 一人一人の意識付けが大事
東大和町 小櫃佳年(おびつよしとし)さん
東大和町自治会の副会長を務める小櫃さんは、昨年、防災士の資格を取得し、町内の防災意識の向上、啓発活動に取り組んでいます。小櫃さんは、10年前に父の介護のため、県外から羽生市に戻りました。阪神淡路大震災のとき、米国人の義理の弟が被災したことをきっかけに、防災意識を強く持つようになりました。
予測できないような災害が起きたとき、被害を最小限に抑えるには、日頃からの自治会活動や役員との連携が重要です。東大和町では、昨年から年2回、防災訓練を実施。有事の際の役割分担の確認や、消防と連携して救護訓練を行いました。民生委員とも協力し、高齢者や障がい者など支援が必要な方の情報を共有しています。有事の際、パニックにならずに行動するためには、一人一人が日頃から防災に対する意識を持つことが大切です。広報活動を定期的に行うなど、些細な事でも継続することが、住民の方々の意識付けにつながります。
小櫃さんは、「何かあったときは、地域の方々の力になりたいです」と力強く話します。
■備え その5 防災情報を入手しよう
◆羽生市防災アプリ配信開始‼
災害時により分かりやすく防災情報を入手できるよう、スマートフォン向けの防災情報アプリ「防災はにゅう」が利用できるようになりました。
特徴1:市からのお知らせや防災情報を受け取れます。防災行政無線が聞こえなかった場合も文字で表示されます。
特徴2:住んでいる地域の指定避難所や指定緊急避難場所が確認できます。現在地から避難所までのルート検索もできます。
特徴3:安否確認や防災リンク集でいざという時に備えます。
※登録の詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
◆その他災害に役立つ情報
○羽生市HP
○羽生市メール配信サービス
本紙左のコードを読み取るか、【E-mail】t-hanyu@sg-p.jpへ空メールを送信
○気象庁HP
※詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
問合せ:地域振興課
【電話】内線224
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