■1日約1kgのごみ
市内の年間ごみ排出量は、平成16年度の22,000トンをピークに減少し、現在は19,000トン台で推移しています。令和4年度、市民一人が1日に出したごみの量は960g(※)。令和3年度の排出量より5g少なく、県平均の825gより多くなっています。ごみの減量に向けたより一層の取り組みが必要です。さらなるごみの減量につながるよう、ごみの減量・分別にご協力をお願いします。
※計算式:ごみの総排出量(トン)÷人口(人)÷365(日)×1,000,000
■食品ロスってなに?
Q.「食品ロス」とは?
A.食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。日本では、年間472万トンと推計されています。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2022年で年間480万トン)に相当します。また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると”お茶碗約1杯分(約103g)の食べもの”が毎日捨てられていることになります。
Q.「食品ロス」と「ごみ減量」はどんな関係?
A.食品ロスの大部分は生ごみとして焼却処理されます。食品ロスを含めた多くのごみの処理には、多額のコストがかかっています。また、可燃ごみとして燃やすことで、CO2排出や焼却後の灰の埋め立て等による環境負荷も発生しています。
Q.「食品ロス」を減らすためにできることは?
A.食品ロスの主な原因は、食べ残し、手つかずの食品(直接廃棄)、皮のむきすぎ(過剰除去)などがあげられます。一人ひとりが、買いすぎない、作りすぎない、注文しすぎない、食べきることを意識して行動しましょう。
■フードドライブに参加しませんか?
フードドライブとは、家庭で使い切れない未使用品を集め、フードバンク団体や社会福祉協議会などを通じて食品を必要とされる方などに寄付する活動です。食品ロスを防ぐ観点に加え地域の支え合いにつながるフードドライブにぜひご参加ください。
■フードドライブinイオンモール羽生
日時:9月28日(土)10時~18時
場所:イオンモール羽生1階東コート
提供いただきたい食料例:米(玄米・白米)、カップ麺、缶詰、レトルト食品など
※賞味期限が1か月以上残っていて、常温保存できる未開封のものに限ります。
受け付けできない食品:肉、魚、冷凍・冷蔵食品、アルコール飲料
※各地区の公民館でもフードドライブを開催しています。
詳しくは市社会福祉協議会へお問い合わせください。
■リチウムイオン等の充電電池も分別を
リチウムイオン電池は、その利便性や性能から多くの製品に使用されていますが、破損・変形すると、発火する危険性が高くなります。
※リチウムイオン電池とは、繰り返し使える充電式電池です。
破砕処理を行っている最中にリチウムイオン電池が混入すると発熱・発火し、発火発煙事故や火災を引き起こすため、市役所・市民プラザ・各公民館にある回収ボックスへ入れるようにご協力をお願いします。
ごみの処理施設や収集車両での発火発煙事故が急増しています
◇電池回収ボックス
電池本体を取り外せるものは、電池回収ボックスへ
◇小型家電回収ボックス
電池本体を取り外せないもの(電子タバコ、スマートフォン、ハンディ扇風機等)は、小型家電回収ボックスへ
※リチウムイオン電池等の充電池類の識別マークの詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
問合せ:環境課
【電話】内線292
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