3.119番通報通報前に深呼吸
手順1:火災であることを伝えます。
手順2:火災の発生場所(住所)を伝えます。
分からなければ、近くの目標物等できるだけ詳しく伝えましょう。(例:○○学校の北側等)
手順3:何が燃えているか伝えましょう。(例:住宅の1階台所付近が燃えています等)
手順4:逃げ遅れた人や、けがをした人の有無を伝えましょう。
ポイント
オペレーターの質問に沿って落ち着いて話していきましょう。正確な情報が伝わると早めの消火につながります。
■手遅れになる前に…家族で話し合っておきましょう
もしも火災が起きてしまった場合は、冷静に行動することが重要です。今回の特集で紹介した内容を踏まえて、火災を予防するためのルールを作っておきましょう。
火災は自分たちだけの問題ではなく地域の問題にもなります。いざというときに助け合えるご近所付き合いや周囲の環境の把握など、日頃から防火の意識を地域に向けることもたいせつです。自治体等で行われる防災訓練やイベントに参加したり、消防団のかたと話してみると、つながりの輪が広がります。
■地域のヒーロー消防団
令和6年9月29日に元荒川河川敷公園(椿山)にてゴムボート取扱訓練が実施されました。団員たちはゴムボートの組み立てから水上での操船まで、一連の作業をお互いに確認しました。
消防団とは非常勤特別職の公務員として活動する、市内に住んでいるかたや働いているかたで構成された地域の防災リーダーです。消防団員は消防職員と異なり、ふだんは会社員や自営業、学生、主婦など仕事や学業を持ちながら、火災や大規模災害発生時に自宅や職場から駆けつけ、消火・救助活動を行います。平常時は地域の自主防災組織等の訓練指導、救命講習指導、機械器具の点検などを行い災害に備えています。消防団の活動は地域の防災に欠かせない重要な市民活動です。
○蓮田市消防団基本情報(令和6年11月1日時点)
人数:計136人(うち女性7人)
分団数:団本部と全6分団
■消防団員の声
今回、消防団員歴20年を超える大ベテラン中山さんと、令和6年度入団の新人須藤さんからお話を伺いました。
○団本部副団長 中山勉さん
消防団の活動を20年以上続け、今では副団長という立場になりました。ふだんは市内で造園業をしています。日々の暮らしと訓練を両立させることに苦労するときもありますが、いつもお世話になっているかたや生まれ育ったこのまちを思うと力が湧きます。仕事や消防団の活動を通じて、地域のかたとのつながりを深めてきました。
今後も、このつながりを生かして、防災の知識や技能を広め、大好きな蓮田をより安心・安全なまちにできるよう活動していきます。
○第2分団 須藤佑輝さん
就職を機に蓮田に引っ越してきました。災害のニュースが相次ぐ中で、万が一のときは自分も動けるようになりたい、蓮田で仲間・友人を作りたいという思いから入団を決めました。不安もありましたが自分と同年代のかたも多く、皆さん親切に教えてくれるので安心して活動できています。消防団は地域のためと思っていましたが、自分自身の防災意識向上にもつながっていると感じます。今後はさらに技能や知識を身に着け、地域の防災に貢献していきたいです。
■私たちの蓮田を、私たちで守る消防団員募集中
火災や災害が発生したとき、地域を守るためにいち早く現場に駆けつける消防団。迅速な消火活動や救助活動により私たちの安全な生活を支える地域のヒーローです。
いつ起こるか分からない災害に対応するには消防職員だけでは限界があり、地域の実情や地理に明るい皆さんの力が必要です。いざというとき、守られるだけではなく、たいせつな家族や地域をいっしょに守りませんか。
○入団資格
市内在住または在勤の18歳以上のかた
○よくある質問
Qどうすれば入団できますか?
Aまずは電話でお気軽にお問い合わせください。
Qボランティアですか?
Aいいえ、各種報酬があります!
問合せ :消防課庶務係【電話】048-768-1020
お問い合わせ
所属課室:広報広聴課シティセールス担当
埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1
電話番号:048-768-3111
内線:215
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