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自治体の皆さまへ

おたっしゃ通信 12月号

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埼玉県飯能市

健康寿命 生涯現役 〜ずっと元気にはつらつと〜

■ヒートショックに気を付けましょう
▽ヒートショックとは?
気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患(脳出血、脳梗塞、心筋梗塞、大動脈解離など)が起こることをいいます。
昔ながらの日本の家屋は、浴室がタイルの床になっているなど冬場は寒くなりがちで、暖かい部屋からの移動で血圧が変動します。浴室の環境や入浴の仕方などをもう一度確認してヒートショックを防ぎましょう!

▽入浴時の身体の変化
(1)暖かい居間から寒い脱衣所に移動する→血管が縮み、血圧が上昇する
(2)裸で寒い浴室に入る→血圧がさらに上昇する
(3)熱めのお湯につかる→血管が拡がり、急に血圧が低下する
このような入浴時のほか、トイレなどの寒い場所でも同様に変動しやすくなります。11〜2月は血圧が大きく変動しやすい時期です。

▽予防のポイント
1.脱衣所、浴室を温めましょう
・浴室の床にマットやすのこを敷く。
・暖房器具を使用する
・お湯がたまっている時はふたを外す。
・浴室が十分に温まっていない一番風呂を避ける。
・シャワーで給湯すると比較的短時間に室温が上昇する(15分間で約10度上昇)。

2.湯船の温度を低めに設定しましょう
・38〜40℃に設定する(41℃以上は浴室での事故が多く、42℃以上は心臓に負担がかかるといわれている)。温度を上げる時はぬるめのお湯から入って、徐々に温度を上げる。
・手足にかけ湯をしてから入る。
・湯船につかる時は、首までつからず胸のラインくらいまでにする。

3.ゆっくりした動作で湯船から出ましょう
・ゆっくりと立ち上がる(急な立ち上がりはめまい、失神のおそれあり!)。

4.その他
・飲酒後は血圧が下がるので入浴を避ける(飲酒後は一時的に血圧が下がり、その後、上昇する。飲酒と入浴で血圧が下がる要因が重なる)。
・入浴前後に水分を摂取する。特に65歳以上、高血圧・糖尿病などの疾患がある、肥満、睡眠時無呼吸症候群、不整脈の人は影響を受けやすいといわれている。

問い合わせ:介護福祉課
【電話】973-3753【FAX】973-2120【メール】kaigo@city.hanno.lg.jp

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