世界各地で異常気象が発生する中、気候変動という地球規模の課題解決に向けて、本市では令和3年10月1日に「鴻巣市ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指しています。
環境省が推奨している「ゼロカーボンアクション30」では、暮らしを脱炭素化する身近な取り組みを8つのカテゴリと30のアクションに分けています。
本号では、8つのカテゴリのうち「CO2の少ない交通手段を選ぼう!」、「CO2の少ない製品・サービス等を選ぼう!」、「環境保全活動に積極的に参加しよう!」の中から、主なアクションについて紹介します。脱炭素社会を実現するため、できることからライフスタイルを見直してみましょう。
問合せ:環境課計画担当
【電話】(内線3125)
■CO2の少ない交通手段を選ぼう!
[15]スマートムーブ
家庭からのCO2排出量の約4分の1が自動車から排出されています。
徒歩、自転車や公共交通機関など自動車以外の移動手段の選択やエコドライブの実施、カーシェアリングを積極的に利用しましょう。
[年間のCO2削減量]約148kg/人
[16]ゼロカーボン・ドライブ
再生可能エネルギー電力と電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池自動車(FCV)を活用した、走行時のCO2排出量がゼロのドライブ(移動手段)です。
[年間のCO2削減量]約467kg/人
◇ワンポイント知識
本市のCO2排出量のうち約3割は運輸(自動車)による排出となっています。交通手段を見直すことで排出量削減に大きな効果が期待できます。
単位:t-CO2
本市の令和元年度CO2排出量
(出典:自治体排出量カルテ)
■CO2の少ない製品・サービス等を選ぼう!
[28]脱炭素型の製品・サービスの選択
買い物で商品を選択する際に、環境配慮マークの付いた商品やCO2排出量を見える化して表示している商品を進んで選択してみよう。
[年間のCO2削減量]約0.03kg/人(洗剤を詰替製品にした場合)
◇環境ラベルのある商品を購入しよう
製品等の環境的側面を伝える「環境ラベル」をチェックして、商品購入時の参考にしよう!
※詳細は環境省HPへ
■環境保全活動に積極的に参加しよう!
[30]植林やごみ拾い等の活動
地域の環境活動などに参加してみよう!
[年間のCO2削減量]約0.8kg/人(木を1本植林した場合)
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