世界各地で異常気象が発生する中、気候変動という地球規模の課題解決に向けて、本市では令和3年10月1日に「鴻巣市ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指しています。
環境省が推奨している「ゼロカーボンアクション30」では、暮らしを脱炭素化する身近な取り組みを8つのカテゴリと30のアクションに分けています。
本コーナーでは、3か月に渡って8つのカテゴリを案内してきました。最終回となる今回は、「食ロスをなくそう!」、「サステナブルなファッションを!」、「3R(リデュース、リユース、リサイクル)」の中から、主なアクションについて紹介します。できることからライフスタイルを見直してみましょう。
■食ロスをなくそう!
[18]食材の買い物や保存等での削減
食べきれる量を買う、保存を工夫して食べられるものを捨てないなど食品ロスをなくすように取り組もう。冷蔵庫に食品を詰め込みすぎないことで、冷えやすく、節電にも!
[年間のCO2削減量] 約54kg/人
▽フードドライブを活用しよう
家庭で余っている食品を生活困窮者や子ども食堂等に届けます。
[20]自宅で生ごみ処理機器
生ごみ処理機器は、微生物の働きを活用して有機物を分解し、ごみの量を減少させる機器です。
生ごみを捨てる手間が省け、たい肥を家庭菜園で使用できます。
[年間のCO2削減量] 約18kg/世帯
■サステナブルなファッションを!
[21]今持っている服を長く大切に着る
日本の衣類廃棄量は年間約100万トンにもなり、1人当たり約26枚です。
服を長く大切に着るために、適切な洗濯やケア、先のことを考えた購入を心がけましょう。
[年間のCO2削減量] 194kg/人(衣類の購入量を4分の1程度にした場合
[23]環境に配慮した服を選ぶ
世界的に服の廃棄問題が深刻に!衣料品購入時に、リサイクル・リユースなど環境に配慮した素材や製造過程を確認してみよう。
[年間のCO2削減量] 約29kg/人(1年間に買う服の10%をリサイクル素材の服にした場合)
■3R(リデュース・リユース・リサイクル) ※鴻巣市は4R+1
[24]マイバッグ、マイボトル等を使う
プラスチックごみによる海洋汚染などの環境負荷を軽減し、生態系を守ろう。
[年間のCO2削減量] 約4kg/人(年30回、500mlペットボトルをマイボトルに変えた場合)
[27]ごみの分別処理
「3R」リデュース(ごみの発生抑制)、リユース(再利用)、リサイクル(再生利用)は、CO2排出量の削減につながります。減らす工夫をしてみましょう。
[年間のCO2削減量] 約4kg/人(容器包装プラスチックをすべて分別してリサイクルした場合)
▽ゴミ分別辞典やアプリを利用しよう
ごみや資源物の分別で迷ったときは、ごみ分別辞典やごみ分別アプリ「econosuエコノス」を利用しよう!
※本市では3Rに加えて、リフューズ(ごみになるものを断る)とリニューアブル(再利用可能な代替素材を使う)の取組を推進しています
問合せ:環境課計画担当
【電話】(内線3125)
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