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自治体の皆さまへ

災害に備える(2)

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埼玉県鶴ヶ島市

▼災害時、自宅にいるとは限らない 帰宅困難者対策
平成23年の東日本大震災では、首都圏に多くの帰宅困難者が発生し、大きな混乱となりました。
大規模な地震などにより、公共交通機関が止まることがあります。外出先に取り残された人々が一斉に徒歩帰宅を始めた場合、路上や鉄道駅周辺では大混雑が発生し、集団転倒などに巻き込まれる可能性があります。また、火災や沿道建物からの落下物などにより負傷するおそれがあるなど、大変危険な状態になります。さらに、道路の混雑により、救助・救命活動や消火活動、救援物資輸送などの応急対策活動が妨げられるなど、大きな混乱を生じるおそれがあります。事業者においても、家庭内備蓄と同様に最低3日分の備蓄をしましょう。
帰宅困難者の一斉帰宅に伴う混乱を回避することに併せ、帰宅困難者自身の安全を確保することも重要です。

▽外出先で災害が発生したら
・むやみに移動しない
災害発生後、すぐに帰宅しようとすることは大変危険です。施設が安全な場合、発災後一定期間は勤務先などに留まりましょう。
・正しい情報を確認
災害時は、デマなどの不確かな情報が拡散しやすいため、信頼できる情報源で、被害状況や交通情報などを確認しましょう
・家族などの安否確認
災害用伝言ダイヤル171などを活用し、家族や職場と連絡をとりましょう。無事が確かめられれば、状況が落ち着くのを待って帰宅することができます。
・周囲で助け合う
可能な状態であれば、積極的に周辺での救出・救護活動などを行い、助け合いましょう。

▽一時滞在施設
帰宅が可能になるまで待機する場所がない帰宅困難者などを一時的に受け入れる施設です。
・鶴ヶ島海洋センター(鶴ヶ丘54-4)
・若葉駅前出張所(富士見1-2-1)

▽災害時の情報収集
市のホームページ、市公式アプリ「つるポッケ」、つるがしまメールマガジン、鶴ヶ島市公式XやLINEなどのSNS、防災行政無線により災害情報などを発信していますので、活用ください。

《全国Jアラート一斉訓練を行います》
市では、全国瞬時警報システム(Jアラート)を設置しています。
これは、国から送られてくる緊急地震速報や武力攻撃などの緊急情報を、人工衛星などを通じて受信し、市の防災行政無線で瞬時にお伝えするシステムです。
今回、このシステムを使用した全国一斉の緊急地震速報訓練と情報伝達訓練を行います。放送を聞いたら自分の身を守る行動をとってみましょう。

〇緊急地震速報訓練用放送
放送日時:11月5日(火)午前10時ごろ
放送内容:「(チャイム音)こちらは、防災つるがしまです。ただ今から訓練放送を行います(緊急地震速報チャイム音)。緊急地震速報。大地震です。大地震です。これは訓練放送です(くり返し3回)。こちらは防災つるがしまです。これで訓練放送を終わります(チャイム音)。」

〇情報伝達訓練用放送
放送日時:11月20日(水)午前11時ごろ
放送内容:「(チャイム音)これは、Jアラートのテストです(繰り返し3回)。こちらは、防災つるがしまです(チャイム音)。」

※いずれも災害時などは訓練を中止する場合があります

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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