文字サイズ
自治体の皆さまへ

Health info 健康情報(2)

30/39

埼玉県鶴ヶ島市

■いよいよ夏本番!熱中症は予防が大事!
【熱中症とは?】
高温多湿な環境に長くいることで、体温調整がうまくできなくなり、体内に熱がこもってしまう状態のことです。めまい、だるさ、けいれんなどの意識の障害を引き起こし、最悪の場合、死に至ることもあります。

【1日コップ6杯の水で体に潤いを!】
人間の体の水分は約5%失うだけで、熱中症の症状が現れます。「のどが渇いたな」と感じた時には、既に脱水が始まっている証拠です。1日に必要な飲水量は大人で1.2Lが目安ですが、多くの方は不足気味であり、1時間ごとにコップ1杯の水分補給を意識してみましょう。

【昨年の市の熱中症救急搬送状況】
昨年5月~9月の市内における熱中症による救急搬送者は47人でした。この状況から以下のような傾向が明らかになりました。

【発生時期】
7月と8月が全体の8割強を占めています。
対策:
(1)危険度が高い時間は外出を避ける(13時台がピーク!10時から16時台が全体の約7割)。
(2)外出の際は、涼しい服装を心がける(つばのある帽子、日傘の活用を!)。

【搬送者】
約7割が65歳以上の高齢者です。
65歳以上の方の熱中症は、数日かけて徐々に悪化するケースが多いため、体調が悪い、食欲が落ちたときなどには注意が必要です。
対策:
(1)毎日、体温測定などの健康チェックを行う。体調に異変を感じたら無理せず休む。
(2)1日3食、しっかり食べて、十分な睡眠をとる。暑さに負けない体づくりを!

【熱中症特別警戒アラートが新設されました!】
「熱中症警戒アラート」に加え、「熱中症特別警戒アラート」が、令和6年度から新設されました。
〈発表基準〉
県内の、全ての暑さ指数情報提供地点8ケ所における翌日の日最高「暑さ指数」(WBGT)が35に達すると予測される場合に発表されます。この暑さ指数35は、過去に例のない危険な暑さであり、熱中症救急搬送者の急増を招き、医療の提供に支障が生じるような、人の健康に係る重大な被害が生じる恐れがあります。
〈運用期間〉
4月第4水曜日から10月第4水曜日まで
〈環境省による情報配信について〉
環境省「熱中症予防情報サイト」では、熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートが発表された際に、いち早く情報を受け取ることができるメール配信サービスを行っています。メール配信サービスを活用し、熱中症予防の対策を強化しましょう。

市では、熱中症特別警戒アラートが発表された時は、防災行政無線などにより市民の皆さんにお知らせするとともに、指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を開放します。避難する時は飲み物を持参してください。
なお、涼しい環境で過ごすことができる場合は、避難の必要はありません。

環境省「熱中症予防情報サイト」はこちら(本紙26ページにQRコードを掲載しています)
市指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)の詳細はこちら(本紙26ページにQRコードを掲載しています)

問合先:健康長寿課健康増進担当

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU