安心×安全×おいしい みんなの給食(2)

2／38

◆思い×笑顔×給食
▽調理員
私たちは毎日5000食の給食を従業員50人で作っています。夏の給食センターはとても暑くて大変ですが、こどもたちのために頑張っています。こどもたちに人気のメニューは「揚げパン」と「若鶏の唐揚げ」です。唐揚げは生の鶏肉に下味をつけて1つ1つ粉付けをして揚げています。食缶が空になって返ってくると、とてもうれしいです。これからも「安心・安全・おいしい給食」を提供します。

▽配送員
配送の仕事は、給食センターから各学校に給食を届けるだけと思われますが、実は結構大変です。各学校に1日3回行きます。1回目、食器の配送、2回目、調理済み給食の食缶の配送、3回目、回収です。どの配送も食器の破損、内容物の漏れ、型崩れなどに注意しながらゆっくり慎重に交通ルールを厳守して運転します。各学校の給食時間に間に合わせる必要があるので、上記の運転をしながら出来立ての給食をより早く学校に届けるため、日々運転技術の上達を目指しています。

▽給食センター所長
こどもたちに給食が届くまでには、多くの方が、かかわっています。新鮮な食材を提供する生産者。栄養バランスを考えた献立をたてる栄養士。安心・安全でおいしい給食を調理する調理員。食器や食缶などを届ける配送員や配膳員などなど。こどもたちには、そういった人たちのさまざまな思いがあるので、おいしく味わって食べてほしいです。
学校給食センターでは、新鮮で品質の良い食材で、おいしい給食を作っています。また、より多くのこどもたちに給食を食べてほしいので、食物アレルギーの対応もしています。

▽栄養士
鶴ヶ島市の給食は、3人の栄養士が交代で献立を立てています。旬の食材を多く取り入れ、季節を感じられる献立や、行事食、こどもたちに受け継いでもらいたい郷土料理、人気のあるメニューやセレクト給食など給食が楽しみになるような献立を考えています。また、鶴ヶ島市でとれた野菜も多く使用しています。これからも、栄養バランスの取れた給食を提供し、給食を通して食に興味を持ち、より良い食生活が送れるようになってもらいたいと思います。

▽配膳員
私たちの仕事は、給食センターから届いた食器食缶を各クラスのワゴンに配置して、給食時間に間に合うように準備することです。給食の時間までに食器の破損、汚れなどの確認をします。食缶が届いたら調理済み食品の温度測定、目視確認、ごはん、パン、麺、牛乳の賞味期限確認、食缶の到着時間確認などを行っています。安心・安全な給食を提供するための最終確認者としてとても重要な役割だと思っています。
楽しみは、みんなの「ごちそうさま」の笑顔です。