ごみの減量と資源化の推進を目的とした「ごみ袋有料化制度」を開始して1年がたちました。
ごみ袋有料化制度実施前後のごみの排出量や手数料の使途について報告します。
■ごみ袋有料化制度実施前後の燃やすごみの収集量の変化
ごみ袋有料化実施後の燃やすごみの収集量(年間)
12,025t
↓
前年より1,413t減少(10.5%減)
ごみ減量のご協力ありがとうございます!
ごみ袋有料化制度実施後の家庭から出る燃やすごみの収集量(工場持ち込み分を除く)は、市民のみなさんの協力により1年を通して前年を下回っています。年間では1,413t(10.5%)減少していて、ごみの減量意識が高まっていることが見られます。
■家庭系ごみの現状と目標値
※家庭系ごみとは、家庭から出るごみのうち、「資源ごみ」を除いた「燃やすごみ」「燃えないごみ」「粗大ごみ」を合わせたものです。
次に、家庭系ごみを見ると、令和3年度以降減少傾向にあり、令和4年度の一人1日あたりの排出量は507gとなっています。中津市の計画では令和7年度までに家庭系ごみを435gに減量する目標となっています。
目標を達成するには約14%のごみ減量が必要です。
■燃やすごみの分別状況
家庭から出る燃やすごみの分別状況の調査を行っています。令和5年度の調査では、燃やすごみの中に分別すればリサイクルできるごみが約30%含まれていることがわかりました。
正しく分別すれば燃やすごみを30%減らせます!引き続きごみの減量と資源化の推進にご協力をお願いします。
◇資源プラの分別について
令和5年4月から「製品プラスチック」が「資源プラ」として出せるようになりました!これまで収集していた「容器包装プラスチック」と合わせて、正しい分別にご協力をお願いします。
[製品プラスチックの例]
・プラスチック製ハンガー
・おもちゃ
・ストロー
・プラスチック製コップ
・歯ブラシ
・タッパー
・プラスチック製フォーク、スプーン
・バケツ など
※金属などが付いている場合は取り除いてください。
■ごみ袋有料化制度の手数料について
令和4年度の指定ごみ袋の手数料収入は約1億378万円でした。手数料収入は指定ごみ袋製造・販売事業、ごみ袋有料化制度の啓発事業、資源プラの処理費や生ごみキエーロ製作費、エコステーション設置関連費用などのリサイクル推進事業など、ごみの処理やリサイクルにかかる費用(約11億6千万円)の一部に充てています。今後もごみの減量・資源化の推進事業に活用していきます。
問合せ:
環境政策課【電話】62-9071
清掃管理課【電話】24-5374
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