ごみの減量と再資源化の推進を目的とした「ごみ袋有料化制度」の開始から2年がたちました。
2年間のごみの排出量の変化や手数料の使途について報告します。
■ごみ袋有料化制度実施前後の燃やすごみ収集量の変化
燃やすごみの路上収集量推移
家庭から出る燃やすごみの収集量(工場持ち込み分を除く)をごみ袋有料化制度実施前と実施後2年間で比較すると、実施1年目は前年と比べて10.5%減少し、2年目は前年と比べて2.6%減少しています。引き続き、ごみの減量と分別へのご協力をお願いします。
■ごみ袋有料化制度の手数料収入の使い道
令和5年度の指定ごみ袋の販売による手数料収入は、約1億1,232万円でした。指定ごみ袋の手数料収入は、指定ごみ袋の製造・販売事業のほかに、なかつキエーロの製作費やエコステーション設置関連費用などのリサイクル推進事業やごみの処理やリサイクルにかかる費用の一部に活用しています。
~指定ごみ袋の手数料はこのような事業に活用されています~
・指定ごみ袋の製造・販売など
・なかつキエーロの製作
・エコステーションの設置
・ごみ処理・リサイクル費用の一部に充当
■中津市の家庭系ごみの量と目標値
家庭から出る「燃やすごみ」「燃えないごみ」「粗大ごみ」を「家庭系ごみ」と言い、令和5年度の1人1日あたりに出した家庭系ごみの量は、467gでした。
中津市の計画では、令和7年度までに家庭系ごみを435g以下に減量する目標となっています。このうち、量の最も多い燃やすごみついては367gを目標値としています。
みなさん一人ひとりが1日に出す燃やすごみを38g(およそピーマン1個分)減らすと、この目標を達成できます。
1人1日あたりの家庭系ごみの量と目標値
■生ごみを減らしてごみを減量しよう!
燃やすごみの約4割を占める生ごみを減らすことで、ごみ出しの負担を減らすことができます。食材の「使いきり」「食べきり」、そして生ごみの「水きり」を心がけましょう。また、家庭に合った生ごみ処理機を活用して、生ごみの減量、リサイクルに取り組んでみませんか?詳しくは市ホームページをご覧ください。
※市ホームページへの二次元コードは本紙をご覧ください。
・食材は無駄なく使う
・作った料理は食べきる
・生ごみはしっかり水きり
・生ごみ処理機を活用する
問合せ:
環境政策課【電話】62-9071
清掃管理課【電話】24-5374
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