障害者虐待防止法「障害者虐待の防止、障害者の援護者に対する支援等に関する関する法律」とは…
障がい者に対する虐待を防止し、障がい者の権利や尊厳を守るために2012年に制定された法律です。
◆障がい者虐待の種類
・養護者による虐待…家族や同居する人による虐待のことです。
・障がい者福祉施設従事者による虐待…施設等の職員による虐待のことです。
・使用者による虐待…障がいを持つ方を雇っている事業主等による虐待のことです。
▽身体的虐待
※殴る蹴るなどの暴行や体の拘束等
▽性的虐待
※性的な行為やわいせつな行為をすることさせること
▽心理的虐待
※暴言や拒絶的態度で、精神的な苦痛を与えること
▽放棄・放任
※長時間の放置、食事・入浴等の世話や介助をほとんどしないこと
▽経済的虐待
※本人の同意なしに年金や賃金を使用することや、賃金を支払わないこと
◆!!虐待を発見した方は、速やかに通報を!
※虐待を受けたと思われる障がい者を発見した方には、通報義務があります。
※通報や届出をした方の情報は守られます。通報を理由に不利益を受けることはありません。
障がい者虐待は、特定の人や場所に限らず、どこにでも起こりうる身近な問題です。加害者には虐待であるという認識がない場合もあります。また、障がい者自身も、虐待だと認識できない、被害を訴えられないなどの場合もあります。
一人ひとりが認識を深めることが、虐待を防ぐための第一歩となります。ご協力よろしくお願いします。
お問い合わせ:健康福祉課
【電話】0973-76-3821
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