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自治体の皆さまへ

男女共同参画×女性活躍座談会 だれもがどれも選べる社会に(1)

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大分県日田市

性別を問わず、だれもがどれも選べる男女共同参画社会を実現するために、「どうしたら女性が参画しやすくなるか」について考える座談会を開催!3人の活躍する女性に話を聴きました。

■TALK MEMBERS
原田秀子さん 自治会長(石井町一丁目)・五和地区理事
吉木菜都実さん 消防士(日田玖珠広域消防組合)
葊瀬帆香さん 前生徒会長(日田高等学校)

第3期日田市男女共同参画基本計画では、下記の4つの活動の場で基本目標を設定し、施策を推進しています。
地域・社会:互いの生き方を尊重しあえる環境づくり
家庭:家族の一員として互いに協力しあう家庭づくり
職場:個人の能力を発揮して安心して働ける職場づくり
教育・学習の場:男女平等教育・学習の環境づくり

■トークテーマ(1)今の立場(役割)を目指したきっかけや理由は?
▽市長
管理職や審議会委員の女性比率がよく指標になるのですが、まずは女性活躍の裾野を広げなくては、と感じています。今回は「そのためにはどうしたら良いか」、皆さんの経験や知恵をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

▽私ができるかどうかであって、女性ができるかどうかではなかった
最初は自治会長の役を断ろうと思っていました。ただ、NoがYesに変わったのは、自分が納得できる“できない理由”が見つからなかったからです。また、私自身が自治会長の仕事を知らないということにも気が付きました。「そうか、やったことがないんだ!分からないって、そういうことかもしれない。分からない分野があるかもしれないけど、私が全部考えるのではなくて、詳しい人と協力すれば良いんだ!そうか、じゃあできるかもしれない!」と思いました。
(MEMO)自治会長の男女比…女性2人/男性160人(令和6年4月現在)

▽学生の頃は、救急救命士=消防士って知らなかった
最初、救急救命士という資格を知って、「救急車に乗ってみたい!」と思いました。当時は、救命士の仕事が消防署の仕事と知らなくて…ただ救急車に乗りたいという思いで入ったら、消防士にもなっていました(笑)。
男性に体力的には勝てないですが、救急車に乗りたいという夢があったから、今も必死に訓練に取り組んでいます。
(MEMO)消防職員の男女比…女性5人/男性114人(令和6年4月現在)

▽私も引っ張っていける存在になりたい
元々、人のために活動することがとても好きで、「日田高校のために何か活動を行いたい!」と思ったことをきっかけに生徒会長(任期:令和6年3月~9月)に立候補しました。生徒会活動の中で、自分が「女性だから」と考えることはありませんでした。生徒会に立候補する理由が男女によって違うのかな、と思ってほかの生徒会メンバーに聞いてみたのですが、みんな「自分がやってみたいから」という理由でした。そこに性別の差はありませんでした。
(MEMO)日田高校の生徒会メンバーの男女比…女性3人/男性2人(令和6年10月現在)

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