計画期間:令和6年度~令和17年度の12年間
市民の健康寿命延伸のため、施策を展開していきます。
基本理念:全ての市民が、心身ともに健やかに暮らし、共に生きる健康なまち
基本方針:
(1)生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底
(2)次世代の健康づくりの推進
(3)健康を支え、守るための社会環境の質の向上
計画の重点項目:
(1)生活習慣病予防
(2)歯と口腔の健康
令和4年度に健康づくりや食育等に関する市民の意識調査を実施しました。
ご協力いただいた市民の皆さま、ありがとうございました!
■市民の健康ってどうだったの??
令和4年度に実施した健康づくりや食育等に関する市民の意識調査結果と、杵築市や大分県、厚生労働省のデータを組み合わせて、市民の健康状態の分析をしました。
○杵築市民の健康に関する課題
(1)運動習慣がない人が多い
定期的に運動をしていない人は63.1%と多く、運動をしない理由としては、「時間がない」、「足腰が痛い」、「運動をしたくない」等が挙げられていました。
(2)歯科・口腔への関心が低い
歯科健診を受けている人は36.6%、受けていない人は61.9%でした。成人で自分の歯を28本中24本以上保有している人は61.9%で、平成25年度と比較すると増加していました。
(3)減塩の取組が必要
塩分のとり過ぎに気をつけていますかについては「いつも気をつけている」、「なるべく気をつけている」と回答した人が20歳~79歳で平成25年度と比較すると増加していました。しかし、高血圧は心疾患や脳血管疾患の原因の一つでもあるため、さらなる減塩の取り組みが必要です。
○杵築市民の健康を守るために市が推進する取組
1.運動習慣の定着を推進します
日々の生活に運動を取り入れることは、生活習慣病予防だけでなく健康の保持・増進につながる健康づくりの重要な要素です。また、介護予防のために市民の身体活動・運動に対する意識を高め、運動習慣の定着を図ります。
2.減塩の取り組みを推進します
減塩意識は平成25年度調査時から高まっているものの、高血圧だけでなく、糖尿病や心疾患などの疾病の予防に重要です。血管を健康に保つため、また胃がん予防のため、減塩の取り組みを進めます。
3.妊娠期を含む全世代の歯科健診、高齢者の口腔ケアを推進し、口腔衛生の大切さを伝えます
歯や口腔が健康であることは、食べ物を美味しく、健康的に食べることだけでなく、会話を楽しみ、コミュニケーションを良好にする等、生活の質を高める基礎となり健康づくりに不可欠です。豊かな人生を送るために歯や口腔の健康の保持増進を図ります。
問合せ:健康長寿あんしん課 市民健康係
【電話】0978-64-2540
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