「由布の魅力を発信できる地域のリーダーとして、地域に貢献する自立した〝由布の人〞づくり」
今月号は、11月20日にはさま未来館で開催された「由布高校振興大会」について紹介します。
由布高校振興大会は、由布市連携型中高一貫教育と共に始まりました。今年度も由布市内の中学校2年生を対象に開催され、バトントワリング世界選手権で優勝した生徒のバトン披露から始まり、開会行事を行いました。
開会行事の後「学びの発表」として、湯布院を長期滞在型の観光地にするために必要なことなどを考えた発表や、由布市内の小中学生に教えるドローンプログラミングの授業、観光コースの生徒による中国語・韓国語のスピーチなど、各コースの学びが発表されました。発表の多くが中学校では学習できない内容ばかりのため、中学生は興味深く発表を聴いていました。
次に、由布高校の特色として、部活動の紹介や郷土芸能部による神楽の迫力ある演舞が行われました。由布高校生の姿を見た中学生からは「由布高校の伝統や庄内神楽を見せてもらって、すごく格好いいと思いました。自分も由布市の伝統や神楽を受け継いでいきたいです」、「由布高校の楽しさや良さが多く分かりました。神楽が格好良く、とても興味が湧きました」、「バトンや神楽などの楽しめるようなものや由布学などの勉強になるものを限られた時間で紹介してくださりありがとうございます。とても楽しかったので由布高校に進学しようと思いました!」などの感想が多く上がりました。由布高校生の熱い思いが由布市内の中学生に伝わる素晴らしい1日となりました。
現在、由布高校では、さまざまな教育活動が行われています。少人数指導ならではの良さを活かして、生徒の将来につながる活動を行っています。今回は、地域の皆さまにも高校生の頑張る姿を見ていただき、貴重な機会となりました。
由布高校は、地域を支える人材を育成する場として欠かすことのできない存在です。由布高校がさらに魅力的な学校となり、多くの中学生の皆さんが進学したくなる学校となるよう支援していきたいと思います。
「由布市人材育成教育」についてご意見、情報提供などがございましたら、由布市教育委員会学校教育課まで、ご連絡をお願いします。
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