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【シリーズ】由布市 人材育成教育(35)

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大分県由布市

「由布の魅力を発信できる地域のリーダーとして、地域に貢献する自立した〝由布の人〞づくり」

今月号は、12月15日に行われた「県政ふれあい対話」について紹介します。
12月15日、佐藤樹一郎大分県知事らが本庁舎のモバイル交流館と由布高等学校を訪れ「県政ふれあい対話」が行われました。
由布高校では、観光コースの生徒による取り組みの発表と湯布院の魅力をあげるためには、というテーマのプレゼンテーションが行われました。

【観光コースの生徒の取り組み】
2年生の生徒たちは、農村民泊体験に参加しました。この体験は、宿泊する家庭の「おもてなし」を受けること、自然(農業)の体験を行うことを目的としています。生徒たちは、自然を感じながら各家庭でおもてなしを受け、おもてなしの心を学ぶことができました。
しかし、由布高校では、体験して終わるのではなく、受けたおもてなしを活かして自分たちがおもてなしをする活動にも取り組んでいます。今回、生徒たちが取り組んだのは「由布院牛喰い絶叫大会」でのボランティア活動です。会場の設営や販売準備、大会運営の補助など幅広く行い、最後は、参加者のお見送りまで行ったそうです。生徒たちは、民泊体験で経験したおもてなしの心を大会の参加者たちへ返すことができました。
また、データを活用した地域活性化体験授業についての発表も行われました。「長期滞在したくなる由布院とは」というテーマのもと、これからの由布院について自分たちの意見を考え、根拠としてデータを活用した内容でした。生徒たちは、データを根拠とすることでより説得力のある提案を行っていました。
これらの発表を、佐藤知事らは頷きながら聞いていました。発表後には、佐藤知事からの質問などもあり、来年の活動に活かせる意見を多くいただくことができました。発表後には、生徒たちから知事に対して質問が行われました。生徒たちは「どのような勉強を行ったのか」、「由布市ではどこに行ったことがあるか」、「今の若い人に何を求めているか」など多くの質問がされ、佐藤知事は一つひとつ丁寧に答えていました。
今回のふれあい対話で生徒は貴重な経験をしたと同時に、自分の将来を考えるきっかけにもなったのではないかと思います。

「由布市人材育成教育」についてご意見、情報提供などがございましたら、由布市教育委員会学校教育課まで、ご連絡をお願いします。
【電話】097-582-1179

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